新ドラマ『インターホンが鳴るとき』に主演する土村芳
俳優・土村芳が、テレビ大阪などで10月11日スタートする新連続ドラマ『インターホンが鳴るとき』で主演を務めることが15日、発表された。同局のドラマ新枠「DRAMA ADDICT」の第1弾で、土村が“令和の不倫ドラマ”に挑む。
水曜深夜に新設される「DRAMA ADDICT」は、人気マンガを原作とし、中毒性のある大人の恋愛ドラマを届けていく。第1作目『インターホンが鳴るとき』は、「マンガボックス」で累計600万超PVの人気作(原作:りお、漫画:瀬畑純)の実写化。テクノロジーが発達した令和ならではの不倫を描く。
土村は、NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』で注目を浴び、近年は『ライオンのおやつ』『二十四の瞳』などに主演してきた。今作では、夫の不倫に気づき、相手の女性たちを排除していく主人公の主婦・結花を演じる。
夫の真治役は『マッサン』『花燃ゆ』など多数出演してきた堀井新太、結花に協力する海斗役は『VIVANT』や『オオカミちゃんには騙されない』で話題の古屋呂敏がふんし、中毒性の高いストーリーを展開する。
舞台は2026年、主婦の結花(土村)は夫・真治(堀井)が5人の女性と不倫していると知る。海斗(古屋)と共闘し夫の不倫相手を特定し排除していくが、徐々に距離が縮まった結花と海斗は、ついに体の関係を持ってしまう…。「AI」や「Chat GPT」などの現代テクノロジーもカギを握るという。
オープニング曲はヤングスキニー「君じゃなくても別によかったのかもしれない」、エンディング曲はyukaDD「answer」に決定。テレビ大阪では毎週水曜深夜0時、BSテレ東では毎週水曜深夜0時30分放送。テレビ北海道、テレビ愛知、テレビせとうち、TVQ九州放送でも放送される。
■土村芳 コメント
今回出演させていただくにあたり、初めて脚本を読ませていただいた際、物語の展開や個性豊かな登場人物の動向に目が離せなくなりました。そして、これから結花として生きていくことに「相当な覚悟をしなければ」と身が引き締まる思いが全身を駆け巡りました。監督、スタッフ、キャストの皆さんと共に、結花としてこの物語が持つ引力に預けて、ご覧いただく皆さんに楽しんでいただけるよう、精一杯撮影に臨みたいと思います。
■堀井新太 コメント
1人の男性と多数の女性のセクシャルでセンシティブな内容なので、どうみせるかを監督含め、考えに考え表現していこうと思っております。リアリティを持ちつつ、ドラマとしての楽しみ方を今は模索中です。ですが、まるでジェットコースターに乗っているような、目まぐるしく展開が変わる作品になると僕は思います。あっという間に終わってしまったと思わせます。皆さん期待してお待ちください。よろしくお願いします。
■古屋呂敏 コメント
佐伯海斗役を演じさせていただきます、古屋呂敏です。彼は育った環境や経験から自己肯定感がとても低いですが、その中で純粋でまっすぐな心を持っています。誰かを想う感情がその人をどんどん変えていく、そんな力の一面を海斗から感じていただければうれしいです。そして作品を通して色々な女性が登場します。「不倫」という絶対悪の中どうしても一人一人の登場人物に心寄り添ってしまう部分があります。その背景と理由、不完全で流動的な人間らしい物語をぜひ楽しんでいただきたいです。