映画『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』(#つんドル)ポスタービジュアル (C)2023映画「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」製作委員会
元SDN48で作家の大木亜希子が著した実録私小説(祥伝社)を、元乃木坂46の深川麻衣主演、井浦新の共演で映画『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』(略して『つんドル』、11月3日公開)のメインビジュアル&本予告が解禁となった。さらに、「紙兎ロペ」とコラボレーションし、深川がチワワ、井浦がナマケモノになってロペ&アキラ先輩と共演を果たした動画も公開された。
原作は、14歳で芸能界入り、俳優として人気ドラマへの出演、そして20歳でAKB48グループのメンバーとして『NHK紅白歌合戦』への出場も果たした大木が、2019年に上梓。21年には、コミカライズ版『つんドル!~人生に詰んだ元アイドルの事情~』(全3巻)も発売された。
解禁となった予告映像では、主人公・安希子(深川)がアイドルから華麗なる(!?)キャリアチェンジを果たすが、同時にそれは港区女子な日々からの転落でもあった。仕事なし!男なし!残高10万円!人生に詰んだ!?ドン底アラサーに!
汚部屋に住み、アイドル時代の服は着れなくなり、彼女持ちのクズ男との恋愛にも振り回され、仕事もうまくいかない…日々に「幸せになりたーーーい!」と思わず川に叫んでしまうほど谷ばかりが続く安希子。そんな中、ルームシェアすることになったのは56歳のおっさん・ササポン(井浦新)。もがいて、泣いて、人生に奮闘する安希子の姿が、他人事ではない予告編となっている。
新たに7人のキャストも明らかになった。安希子のアラサー仲間には、映画『赦し』(23年、アンシュル・チョウハン監督)で主人公を演じた松浦りょう、映画・ドラマを中心に活躍の幅を広げる柳ゆり菜が出演。また安希子を惑わすクズ男・浩介役には映画『禁じられた遊び』(23年、中田秀夫監督)などに出演する猪塚健太。安希子のバイト先の後輩に森高愛、飲み会で知り合ったかわいいメンズに三宅亮輔、就活で知り合う雑誌の編集長に河井青葉、安希子が通う精神科の先生役に柳憂怜。
恋人でも家族でもない、不思議な距離感でササポンとの同居生活をしていく中、崖っぷちアラサー女子・安希子はどのように”日常”を取り戻していくのだろうか?本作の監督は、新鋭の穐山茉由(長編デビュー作『月極オトコトモダチ』)が務めた。
主題歌は、2020年8月に結成した、名古屋発、笑顔がモットーの4人組ロックバンド、ねぐせ。が担当。初の映画主題歌で、初の書き下ろしとなる主題歌タイトルは「サンデイモーニング」。ボーカル&ギターのりょたちは「「がんばれ!」と背中を押す訳ではなく、「ありのままの姿で大丈夫だよ」と、背中を支えてあげられるような曲」とコメントを寄せている。
■りょたち(ねぐせ。)のコメント(全文)
この度、映画『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』の主題歌を担当させて頂くことになりました!「サンデイモーニング」という楽曲で、今回ねぐせ。で初の映画主題歌であり、初の書き下ろし曲でもありました。映画を見させていただき、ササポンの人間性にとても感動したため、安希子にとって、ササポンのような曲を作ろうと考えました。その理由は「がんばれ!」と背中を押す訳ではなく、「ありのままの姿で大丈夫だよ」と、背中を支えてあげられるような、そんな曲がこの映画にはピッタリだと考えたからです。この映画と共に「サンデイモーニング」がたくさんの方の心の支えになりますように。