東京海上日動火災保険、ジャニーズ事務所との契約解除検討
人気グループ・嵐の相葉雅紀がCMに出演している、損害保険会社の東京海上日動火災保険が、ジャニーズ事務所との広告出演などについて契約解除を検討していることが7日、わかった。同社が、ORICON NEWSの取材に対して書面で回答した。
同社は「東京海上グループは、人権尊重の観点で、いかなる形態のハラスメントも認めておりません。ビジネスパートナーの皆様に対しても、そうした取り組みへのご理解とご協力をお願いしております。当社はご指摘の事務所との契約がありますが、人権尊重の観点から契約は更新しないこととし、契約の解除も検討しています」とした。
ジャニーズ事務所は7日午後2時から、都内で故・ジャニー喜多川氏による性加害問題についての会見を行った。代表取締役社長・藤島ジュリー景子氏が出席し、ジャニー氏の性加害を事実と正式に認め、謝罪。ジュリー氏は社長を退任し、新社長として所属タレントである東山紀之が就任した。
ムービー約70人、スチール約60人、記者約150人と約300人が参加。会見は闇営業問題について吉本興業が開いた5時間半に迫る4時間超という異例の長さだった。しかし、最後まで質問は尽きず、再び会見を開くように求められた。