『橋幸夫フィルムコンサート』公演前取材に出席した(左から)進公平、橋幸夫、徳岡純平、小牧勇太 (C)ORICON NewS inc.
今年4月に行われた『二代目橋幸夫を探せ!』オーディションによって選ばれた二代目橋幸夫yH2が7日、東京・台東区立浅草公会堂で行われた『橋幸夫フィルムコンサート』に参加し、CDデビュー後初となるステージに立った。
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オーディションでは、川岸明富(21)、徳岡純平(22)、進公平(27)、補欠合格の小牧勇太(42)が選ばれ、今年5月には橋のファンにお披露目された。その後、川岸が活動辞退を申し出たため3人組ユニットとなり、きのう6日に橋の代表作「恋のメキシカン・ロック」で夢レコードよりデビューした。
開演前に行われた取材会では、コンサートへの意気込みを語った。徳岡と進は初のステージ。進は「ずっと緊張していましたし、(取材を受けている)今もまさに緊張している」と笑い、「お客さんを目の前にしたら、もしかしたら冷や汗が出てきてしまうかも…」と不安も口に。しかし、「精一杯楽しもうと思います」と宣言した。
小牧はソロでステージも経験しているが、「もともと緊張する性格で、それがなかなか抜けない」と言いつつも、「初ステージの2人の前で、僕が緊張しているわけにはいかない」と気を引き締める。続けて橋から「礼節を必ず教えてくださるのですが、『それを2人にも教えてあげないとダメだよ』とお話をいただいた」とアドバイスを受けたことも明かした。
徳岡は「緊張よりもワクワクの方が強い」といい、「ワクワクしすぎて、きのうもなかなか眠れず…。遠足の前のような気分でした。今も寝不足のはずなんですが、それすら感じない」と伝えた。
そして「このように緊張できる機会ってなかなかないですし、ステージを重ねることで今後はもっと減ってくると思う。今のうちに楽しんでおきたい」と力強く宣言。「きのうはCD…いえ、“しーでー”デビューもさせていただきましたし」と笑いを誘う余裕も見せながら、「“二代目”として歌をしっかりとお届けしていきたい」と意気込んだ。
同コンサートは、橋幸夫(80)が今年5月1日に同所で行った引退公演『橋幸夫コンサート~人生は長いようであっという間 夢を持って生きよう!~』を映像で再演するイベント。橋もトークで出演した。