テレビアニメ『葬送のフリーレン』のキービジュアル (C)山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
テレビアニメ『葬送のフリーレン』(日本テレビ系 9月29日放送開始)の最新PVが公開された。また、オープニングテーマ(OP)&エンディングテーマ(ED)も発表され、OPテーマはYOASOBIの「勇者」、EDテーマはmiletの「Anytime Anywhere」に決定。同PVで一部を聞くことができ、ネット上では「もう覇権確定!」「涙出た」「PVから伝わる神アニメ」「ヒット請負人」などと話題になっている。
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最新PVでは、かつて共に10年間の冒険の末に魔王を倒した勇者ヒンメルの死をきっかけに“人を知るための旅路”へと向かうエルフの魔法使い・フリーレンが登場。さらに、彼女の新たな仲間となる魔法使いの少女フェルン、戦士シュタルクとの旅のドラマ、彼女たちが遭遇する魔族・魔物との激しいバトルの描写と、アニメーション制作のマッドハウスによるハイクオリティな本編映像で構成されている。
このPVを盛り上げており、OPテーマを担当するYOASOBIは、「『葬送のフリーレン』は、私たち自身ものすごくファンであり、今回楽曲という形で作品に携わることができ、大変光栄に思っています」と作品参加へ感謝。
続けて「作品を読んでいた時に感じていた、常に漂うどこか寂しい空気感や、旅をしていく中でフリーレンが知らない感情に気付いていく心の動き、そういったものをどれだけ楽曲に詰められるかこだわって楽曲制作しました。是非、アニメと合わせてオープニングテーマ「勇者」を宜しくお願いいたします」と楽曲に込めた想いを語った。
EDテーマを歌うmiletは、「どんなときでも、どんなところにいても、心の中であなたを感じていたい。あなたの心の中に、私もいたい。安心したくていつも約束を求めていたけど、あなたを強く胸に感じたとき、約束なんて必要ないことに気づきました。何度生まれ変わってもあなたに会いたい。花になって生まれてもあなたの隣で咲きたい。星になってもあなたのそばをまわっていたい。今あなたを想って歌えることが何より幸せです。そんな気持ちを歌いました。どんなときでも、どんなところにいても、この歌であなたに寄り添っていたいです」とコメントを寄せた。なお、EDテーマは、アニメ『葬送のフリーレン』の劇中音楽を手掛けるEvan Call氏が編曲を担当している。
アニメ初回(第1話)は、9月29日午後9時より日本テレビ系「金曜ロードショー」で2時間スペシャルとして放送。金曜ロードショーでテレビアニメシリーズの初回を放送するのは史上初の試みで、今年4月放送のアニメ『【推しの子】』第1期の初回90分放送を超える、大規模な初回放送となり、第2話以降は日本テレビ系の新アニメ枠『FRIDAY ANIME NIGHT』(通称フラアニ 10月6日毎週金曜午後11時より放送)にて放送していく。
ネット上では。アニメのOPテーマを大ヒットアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』、『【推しの子】』に続きYOASOBIが担当することもあって、早くも「秋アニメの覇権確定」「絶対に失敗しないやつ」「日テレが本気出した」「まじで期待しかない」などと話題になっている。
同作は、2020年4月より『週刊少年サンデー』にて連載中の同名漫画が原作で、魔王を倒した勇者一行のその後を描く“後日譚ファンタジー”。魔法使いのエルフ・フリーレンが、勇者亡き後の世界で、新しい仲間達と共に新たな冒険を繰り広げるストーリーとなっている。
“魔王討伐後”という斬新な時系列で展開する、胸に刺さるドラマやセリフ、魔法や剣による戦い、思わず笑ってしまうユーモアなど、キャラクターたちが織り成す物語が多くの読者を獲得。「マンガ大賞2021」で大賞を受賞した人気作品で、コミックスは累計850万部を突破している。
■スタッフ
原作/山田鐘人・アベツカサ「葬送のフリーレン」(小学館「週刊少年サンデー」連載中)
監督/斎藤圭一郎 シリーズ構成/鈴木智尋
キャラクターデザイン/長澤礼子
音楽/Evan Call
アニメーション制作/MADHOUSE
■キャスト
フリーレン/種崎敦美
フェルン/市ノ瀬加那
シュタルク/小林千晃
ヒンメル/岡本信彦
ハイター/東地宏樹
アイゼン/上田燿司