(左から)榊原信行、朝倉海 (C)ORICON NewS inc.
格闘技『RIZIN』のYouTubeチャンネルで23日、榊原信行CEOがゲストを迎えるトーク番組『榊原社長に呼び出されました 2023』が生配信され、今月6日の『RIZIN.42』で元谷友貴に勝利した朝倉海がゲスト出演した。
海VS元谷戦について、榊原CEOは「さすが朝倉海の試合」とヒザ蹴りでKO勝利した海を絶賛。「大会は一つのエンターテインメントのショーで、最後のメインをどう締めるかが大事。プロモーターとして朝倉海にメインを任せることが、ファンの方が満足して帰路についてもらえる」とメインイベンターとしての信頼を語った。
右拳の負傷により、1年5ヶ月ぶりの試合となった海だが、その期間に2度のアメリカ修業に行き「強くなっている自信があった。負傷のない万全の状態で試合ができたのが久しぶりで、試合間隔の不安よりも試合ができる喜びのほうが大きかった」と振り返った。
元谷に勝利したことで、7月末の大会で海はフアン・アーチュレッタとRIZINバンタム級のベルトを賭けて対戦する。榊原CEOは「プロモーターは片方の選手に肩入れしちゃいけないけど、今回は海に勝ってほしい。アーチュレッタがベルトを持ってベラトールで試合をされると、しばらく取り返す機会がない」と海の勝利を願う。
そして、「海が勝ったらベラトールの選手が殴り込みに来るので、面白い試合をマッチアップできる。ベルトを巻いてベラトールに殴り込みに行って、王者同士で対決するのも面白い」と期待すると、海も「王者として乗り込みたい」と意欲を見せた。
なお、海VSアーチュレッタが行われる大会について、榊原CEOは「すごいことをやる。今月中に会見をやって、海VSアーチュレッタ以外の試合も発表します」ビッグイベントにすると宣言。海も「ちらっと聞きましたけど、すごそうですね」と明かしている。
そのほか、海がオープニングセレモニーについて榊原CEOに要望、大会チケットのバリエーションの増加プラン、6月24日に開催される『RIZIN.43』(北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)のメインカードのクレベル・コイケVS鈴木千裕戦を海が予想するなど、さまざまな話題が語られた。本動画はRIZINのYouTubeチャンネルでアーカイブが公開予定。
なお、ORICON NEWSでは配信直後の朝倉海と榊原CEOに独占インタビューを実施。海からはアーチュレッタ戦への準備と意気込み、そして榊原CEOからは夏の大会のヒントを聞くことができた。インタビュー全文は近日公開する。