今も「キムタクに寄せている」と明かした毛利大亮 (右)、林健(C)ORICON NewS inc.
“結成16年以上”の漫才師を対象にした新たなお笑い賞レース『THE SECOND~漫才トーナメント~』(20日開催、フジテレビ系生放送)で優勝したお笑いコンビ・ギャロップ(林健=45、毛利大亮=41)が23日、大阪・なんばグランド花月(NGK)に凱旋出演し、記者会見を行った。
NSC大阪校出身の林と毛利が2003年に結成し、08年「ABCお笑い新人グランプリ」最優秀新人賞、「上方漫才大賞」優秀新人賞、09年には「NHK上方漫才コンテスト」最優秀賞を受賞するなど、大阪らしいしゃべくり漫才で活躍。全国的には18年には「M-1グランプリ2018」決勝に進出するも、日本一にはなれなかった。19年目にして『THE SECOND』で念願のタイトルをつかみ、同大会の初代王者に輝いた。
20年にバラエティー番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』に出演した際には、コンビに不仲時期があり、解散危機もあったと告白。林は、ナルシストな毛利が「自分のことを木村拓哉だと思い込んでいる」などと明かしていた。そうした中でも、新ネタを作り、漫才師として舞台に立ち続けてきた。
今回、決勝(グランプリファイナル)進出にあたり、優勝は過度に意識せず「それよりも3本やりたかった」と声をそろえた。自然な取り組みのなか、ネタあわせなどの合間に「どうなっていきたい?東京どう思ってる?」など、林は「心穏やかにそういう話ができた」と語った。
「キムタクに寄せている」件を聞かれると、毛利は「今もです」と即答して笑わせた。林は「なんてかわいいヤツや」と爆笑し、「相方には自分にないものを持っていてほしい。今もキムタクって聞いて安心しました」と、コンビ仲の良さを見せていた。