シス・カンパニー公演『帰ってきたマイ・ブラザー』取材会に出席した高橋克実 (C)ORICON NewS inc.
俳優の高橋克実(62)が17日、大阪市内で行われたシス・カンパニー公演『帰ってきたマイ・ブラザー』取材会に出席。名古屋公演(5月11日~13日、御園座)を体調不良で休演したが回復し、あす18日からの大阪公演(22日まで、森ノ宮ピロティホール)に向け、元気な姿を見せた。
笑顔に登場した高橋は、体調について聞かれ「ご心配をおかけしましたけれども、無事に帰ってまいりました」と返答。症状については「声がでなくなって」と明かすにとどめた。水谷豊、段田安則、堤真一ら共演者やスタッフからは「早く良くなって、待ってるよというような話でした」と振り返った。
同作は、かつて大ヒット曲を放ちながら、あっという間に表舞台から姿を消した兄弟グループ“ブラザー4”の物語。水谷、段田、高橋、堤が4兄弟にふんし、寺脇康文、池谷のぶえ、峯村リエらが共演する。
高橋は普段通りユーモアたっぷりに作品をアピール。「濃いキャラクターに1人ずつがなっています。だから個性のぶつかりあい」といい、23年ぶりに舞台出演する水谷の演技は「必見」と呼びかけた。さらに「一発屋の4人兄弟が人生を歩んだあとに再結成をするのか、しないのかというお話」と説明し、「最後大ヒットした『マイ・ブラザー』という曲を歌うんですが、これが結構良い曲です」「地方(公演)に限ってアンコールが来た場合に1曲用意してあります。アンコールが来た場合ですけども(笑)」と語っていた。
関西では兵庫・西宮公演(6月2日~22日、兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール)、京都公演(6月29・30日、ロームシアター京都 メインホール)も予定する。