『なのに、千輝くんが甘すぎる。』より(C)2023「なのに、千輝くんが甘すぎる。」製作委員会(C)亜南くじら/講談社
人気グループ・なにわ男子の高橋恭平が主演する映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』において、主人公の陸上部エース・千輝彗を演じた高橋が本格的な指導を受けるメイキング映像&カットが到着した。
【動画】本格的な指導…フォームを練習する高橋恭平のメイキング映像
今回指導を受けたのは東京高等学校陸上競技部顧問・日本体育大学陸上競技部総監督を務め、ケンブリッジ飛鳥ら超有名アスリートを育てた大村邦英氏。撮影に入るまでの2ヶ月間で陸上選手らしいフォームへと改善するにあたり、「陸上練習の際、ストレッチで高橋くんの柔軟性を確認しようとしたのですが、最近見た中でもナンバー1の硬さでした」と話し、始めは指導者として少し心配もあった模様。
それでも陸上大会前、雨の中での練習シーンについて「雨降りのスピードほど難しいものはないが高橋くんは見事にこなしていました。雨が降ってる中では、疲労を倍に感じるほど大変なのですが、愚痴を言わない高橋くんに、この映画に打ち込む俳優だけではく、スプリンターとしての成長した姿が刻まれていく撮影でした」と語り、高橋の映画への熱意と短期間での成長ぶりを絶賛する。
メイキング映像では、「これまで映画のために(期間を与えられ)何かを習得する機会は初めてのことだったので、楽しかったです」とさわやかに語る高橋の姿も。撮影に入る意気込みを聞くと、「人気漫画の映画化での出演はひとつの夢でもあり、それが叶ったことと、しかも主演映画も初めてですので、悔いのないように頑張りたいと思います」と少し緊張の様子ながらもやる気を見せた。
撮影最終日にはこれまでの日々の集大成となるような、スタートからフィニッシュまでの100メートルを走り切るシーンを撮影。現場で見守る大村氏は「この日は高橋くんの目から伝わってくる必死さがあふれて、足の痛みとか、疲れとかは振り切ってしまったような走りで、本気でこのラストの走りに人生を賭けているのがフォームから伝わってきました」と高橋のひたむきに役と向き合い、さらに必死に走る姿に感動した様子。
走り終えた高橋は「かっこよかったです!」とのスタッフの声援に「だって僕、千輝兼ジャニーズですから!」とユーモアあふれるコメント。胸キュンシーンだけでなく、真正面から役作りに奔走した高橋の雄姿も本編中に余すことなく収められている。