憧れの今田美桜との共演エピソードを明かした高石あかり (C)ORICON NewS inc.
俳優の今田美桜(26)と高石あかり(※高=はしごだか、20)が17日、都内で行われた映画『わたしの幸せな結婚』初日舞台あいさつに登壇し、2人の共演シーンを振り返った。
目黒蓮(Snow Man)の映画初単独主演となる今作は、大正ロマンを思わせる時代を背景に、ある宿命をもつ家系に生まれ、能力のなさや生い立ちゆえに家族から虐げられてきたヒロイン・斎森美世(今田)が、自分を信じて愛してくれる軍隊長・久堂清霞(目黒)と出会い、その人を愛することで、新たな運命を切り開いていくというストーリー。
高田は、斎森家の次女で美世の異母妹・香耶を演じる。幼いころから両親にかわいがられ、美世を使用人同然として扱うという役どころだった。一歩間違えると、“嫌な人”で終わってしまう香耶。高石は「初めての衣装合わせのときに、監督と『ただ嫌な人にしたくない』というお話をして、香耶の行動のひとつひとつの理由を紐づけて、大事に演じさせていただきました」と語った。
そんな高石が印象に残っているのが、道端で美世と久しぶりに会い冷たい言葉を投げるシーン。高石は「それが私にとってクランクインだったので緊張がありました。『あ、今田美桜さん本物がいらっしゃる』という思いもあって緊張しながら新鮮な気持ちで演じていました」と憧れの先輩との共演をかみしめつつ、振り返った。
高石の熱演について今田は「しいたげ方がすさまじいので、大変だっただろうなと思いながら」と寄り添い「あかりちゃんの可憐(かれん)さみたいなのもあった。美桜として久しぶりに会っても『やっぱり私になんて(出せない)』と思わせる可憐さがすばらしい」と大絶賛。高石は、首を振って謙そんしつつも、うれしそうな笑顔を見せていた。
イベントには、目黒、なにわ男子の大西流星、前田旺志郎、塚原あゆ子監督も登壇した。