天海祐希主演、劇場版『緊急取調室 THE FINAL』（6月16日公開）ドラマにレギュラー出演したキャストが総出演 （C）2023 劇場版「緊急取調室 THE FINAL」製作委員会

　俳優の天海祐希が主演するテレビ朝日の人気ドラマを映画化した劇場版 『緊急取調室 THE FINAL』（6月16日公開）。すでに発表されているキャストに加えて、ドラマ版から“キントリ”メンバーを支えるおなじみのレギュラーキャストたちの続投＝総出演が明らかになった。その中には、ドラマスペシャル（2015年）以来の登場となる有希子の娘・真壁奈央役の杉咲花も名を連ねている。

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　2014年1月より4シーズンにわたり同局系列で放送された同ドラマは、可視化された特別取調室で厄介な被疑者と対峙する、捜査一課の取調べ専門チーム「緊急事案対応取調班＝通称・キントリ」の活躍を描いたもの。

　ドラマでは高校生だった奈央が、日本列島に未曾有の巨大台風が襲来する中、災害救助の最前線に立つ救急救命士という重要な役どころで登場する。杉咲は「あらゆる物事には、それと向き合うこと以前に、自分という個人との戦いがあるということを改めて感じさせられました。長い間多くの方々に愛されてきた勇気をもらえる作品の集大成に、そして、尊敬する大先輩である天海さんの娘役として再び参加させていただけたことをとてもうれしく思っております」とコメントを寄せている。

　ほかにも、有希子の亡き夫で奈央の父親である、元警視庁警備部刑事の真壁匡役の眞島秀和、ドラマ第1シーズンの黒幕で、有希子の元上司であり“キントリ”の設立者でもある、元・刑事部長の郷原政直役の草刈正雄も登場。

　そして、昨年放送の新春ドラマスペシャルから新たにチームに加わった生駒亜美役の比嘉愛未、酒井寅三役の野間口徹、元キントリの取調官・中田善次郎（大杉漣）の息子であり、速水・鈴木が演じる“もつなべコンビ”と行動を共にする刑事・
山上善春役の工藤阿須加、警視庁特殊犯捜査係班長の鬼塚貞一役の丸山智己ら警視庁メンバー、キントリチームが、時に憩いの場として、時に捜査会議の場として足繁く通う居酒屋「しんじ」の店主夫妻・かやのとしんじを演じる中村静香と生島勇輝も出演する。まさに、シリーズ完結に相応しい、 “キントリ”オールスターキャストの再集結だ。