『全ラ飯』に出演する近藤頌利(C)カンテレ
俳優の近藤頌利(こんどう・しょうり、28)が、カンテレ「EDGE」枠で4月13日スタートする新ドラマ『全ラ飯』(毎週木曜 深0:25~55 ※関西ローカル、初回は深夜0時40分開始)で主演を務めることが14日、発表された。テレビドラマ初出演にして初主演となり、“一糸まとわぬ”新境地に挑戦する。
近藤は関西を拠点に活動するワタナベエンターテインメントの演劇集団「劇団Patch」のメンバーで、ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』や舞台『刀剣乱舞』、ミュージカル『チェーザレ 破壊の創造者』など、舞台を中心に活躍してきた。5月上演『「HUNTER×HUNTER」THE STAGE』にレオリオ役で出演も決まっている。
配信作含め初挑戦となるドラマで近藤が演じるのは、金融庁に勤務するエリートサラリーマン・一条颯太。完璧なルックスで人柄も良く、ソツなく何でもこなす、theハイスペック男子だ。そんな非の打ちどころがない男でありながら、唯一のストレス解消法は、夜、自宅マンションでひとり、すべてを脱ぎ捨て生まれたままの姿でご飯を食べること。ひた隠しにしてきたこの「変わった癖」を目撃されてしまい、恋&グルメのラブコメディーが巻き起こる。
高校時代にバレーボールで大阪府大会ベスト4入りした184センチの長身に、端正なビジュアルを誇る近藤は、まさにハイスペック男子。さらに、舞台で培った表現力を生かし「テレビドラマ初とは思えない、近藤さんの繊細かつ大胆な体当たり演技で、全裸飯シーンはカメラが止まるとスタッフが一斉に笑い出すほど、インパクト&見応え十分の最高の場面になりました」(豊福陽子プロデューサー)という。
見どころとなる食事シーンは、毎回さまざまなスパイスを使った世界の珍しい料理も登場。恥ずかしいけどシズル感満載のストーリーが幕を開ける。
■主演・近藤頌利 コメント
一条颯太を演じます、近藤頌利です。僕演じる一条は運命の出会いをし、成長する役です。
関西テレビさんとは数年前に舞台でご一緒させていただきましたが、今回またこうしてご一緒できる機会をいただけました。これもまた運命だと思っています。
ドラマ出演は僕の中で一つの憧れであり目標でした。というのも僕はとてもドラマっ子です。例えばこれまで、色んな職業に興味を持ったのも、全て観てきたドラマによる影響でした。僕も、この作品のテーマの一つである「些細な出来事で人の人生って変わる」ことを、たくさんの方々に届けられたらと思います。
一条という人物は、そつ無く何でもこなすと思われがちですが、人知れず気を遣いながら生活しています。脚本を読んだ際、対人関係は得意なようで苦手なんだと感じました。そんな一条に、僕自身も親近感を抱き、そんなところから役作りに挑みました。常に何かの仮面を被った一条の、仕事とプライベートのギャップある姿を見つけて楽しんでもらえたらと思います。ぜひ楽しみにしていてください!