『コーヒーハウス・シャノアール』ブランド終了を発表
C-Unitedは10日、運営する『コーヒーハウス・シャノアール』のブランドを今月24日をもって終了すると発表した。これに伴い、最後の店舗「京王八王子店」が同日に閉店となる。
同社は「『コーヒーハウス・シャノアール』は、さまざまな文化人が集い、文化発祥の地となっ ていたフランス・パリの『シャノアール』のように、日本でも珈琲文化を広めたいとの想いのもと、1965年東京・福生に誕生したブランドです」と説明。「設立から58年、長きにわたり皆さまからのご愛顧に支えられ、これまで歩んでこられましたことを心より感謝申し上げます」と記した。
京王八王子店の閉店をもってブランドは終了を迎えるとし「30年以上もの間、運営してきた千歳烏山店、調布店などの一部店舗は、当社グループブランドの『珈琲館』に生まれ変わり、いまもなお、地域の皆さまに親しまれるお店となっています」と紹介。「『コーヒーハウス・シャノアール』で親しまれた“黒ねこ のシンボルは『カフェ・ベローチェ』へ、そして創業当初から根付いた“心地よい日常を文化にする”というポリシーは『珈琲館』へと引き継ぎ 、世代を超えて地元の皆さまから愛され続けた『コーヒーハウス・シャノアール』の大切に培ってきた想いを絶やすことなく、これからの未来につなげてまいります」としている。
同社は、コーヒーハウス・シャノアールのほか、珈琲館、カフェ・ベローチェ、カフェ・ド・クリエなどを中心にカフェブランドを展開。12ブランド約600店舗を全国に構える。