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安めぐみ「子どもと一緒に親も成長」 日々の子育てでの反省明かす【『リエゾン』特別インタビュー】

安めぐみの画像

安めぐみ

児童精神科クリニックを舞台に、凸凹を抱える院長・佐山卓(山崎育三郎)と研修医・遠野志保(松本穂香)のコンビが、心に生きづらさをもつ子どもと家族に向き合う物語『リエゾン-こどものこころ診療所-』(テレビ朝日系 毎週金曜 後11:15 ※一部地域で放送時間が異なる)。子どもを持つ親でもある著名人が“リエゾンウォッチャー”となり、本作を視聴した感想を赤裸々に語ってもらう特別インタビューを実施しているが、10日に迎える最終回では、2015年に第1子となる長女を出産した安めぐみ(41)が登場する。

【最終話場面カット】最後となる”佐山卓”山崎育三郎と”遠野志保”松本穂香のコンビ

――最終話の率直な感想を教えてください。

【安】いよいよ最終回ということで、これが最後なんて(泣)というさみしさを感じながら、今回も大切に観ました。前回に続いて、母を亡くした父子のお話しでしたが、優実ちゃん(加藤柚凪)が、大きな音が苦手な中、お化け屋敷に行けば大好きなお母さんに会えるという一心で遊園地へ向かう姿や、お母さんの死を、弟の陽太郎くん(加藤矢紘)と共に小さな身体でしっかり受け止めていき、理解していく過程に、とても涙があふれました。また、凸凹を抱えながら頑張ってきた志保先生の大きな成長を、あたたかく見守り続けていたさやま・こどもクリニックの先生方のあふれる愛に、胸がいっぱいになりました。

――ドラマの中にはさまざまな生きづらさを抱えた親子が登場しますが、ご自身の親子関係と重ねて感じたことはありましたか?

【安】三浦貴大さん演じるお父さんが、優実ちゃんをつい感情的に怒鳴ってしまい、自分を責めてしまうシーンに、子育てをしていると私も時に感情的に娘に怒ってしまうこともあり、その度に後から、もっと優しく言えば良かったな、なんであんなに怒ってしまったんだろう、など自分が情けなくなったり、反省ばかりしてしまうのですが、改めて、子どもと共に親も一緒に成長していくんだなと、優実ちゃんの姿を見ながら深く考えさせられました。

――ドラマの中に登場した親子のセリフやエピソードで、共感した部分を教えてください。

【安】佐山先生が志保先生に伝えた「私なんか、というのはやめましょう。あなたはあなたにしかないものがある。そう考えるべきです」という言葉に、私もお仕事や子育てで、つい私は向いていないんじゃないか、本当ダメだなぁ、と自信をなくしてしまうことがたくさんありますが、その度にこの言葉を思い出したいなと思いました。

――登場人物で印象に残っている方はいらっしゃいましたか?

【安】さやま・こどもクリニックの先生たちが、皆さん本当に個性的で、時に面白く(笑)、大好きなのですが、最後まで毒舌な堀凛先生(志田未来)の、毒舌な中にも志保先生への愛がたっぷりあふれ出てしまっているところがかわいらしく感じてしまいました。佐山先生のチェロの演奏も、叔母のりえ先生(風吹ジュン)の想いも乗せて、美しい音色にこちらも心洗われるような気持ちになりました。

――これから同話のドラマを観る視聴者へ、メッセージをお願いいたします。

【安】本当にたくさん心励まされ、またたくさんの気付きがありました。最終回だなんて本当に寂しいですが(泣)、子育てだけではなく、生きていく道のりでさまざまな困難に私自身もぶつかりますが、そんな時は『リエゾン』の先生たちのとてもあたたかな眼差しや言葉を思い出して、これからも頑張ろうという気持ちになりました。りえ先生の、「子ども時代の幸福な記憶は、一生の宝物」と言う言葉が、本当にそうだなと思いました。毎日いろんな事をたくさん吸収して頑張っている娘に、これからもたくさん愛情を注いでいきたいです。

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