チョン・イルとラ・ミランがW主演、映画『高速道路家族』(4月21日公開) (C)2022 Seollem film, kt alpha Co., Ltd. All Rights Reserved.
「第27回釜山国際映画祭」(2022年)で『パラサイト 半地下の家族』に次ぐ大傑作と称された、チョン・イルとラ・ミランのダブル主演作、ホームレス一家と裕福な訳あり夫婦、2つの家族の偶然の出逢いが火種となるパラサイティック・スリラー映画『高速道路家族』(4月21日公開)の予告編とメインビジュアルが解禁となった。
ホームレス一家の父親ギウ役を演じるのは、『太陽を抱く月』、『ポッサム ~愛と運命を盗んだ男~』など、多くの大ヒット作品に出演するチョン・イル。映画出演は7年ぶりとなる。
サービスエリアでギウ一家と偶然出逢う経営者のヨンソン役には、『正直政治家 チュ・サンスク』で青龍映画賞主演女優賞を受賞し、『国際市場で逢いましょう』、『ガール・コップス』など話題作で好演が光るラ・ミラン。
監督は、韓国映画史に残る大ヒット作『スキャンダル』のイ・ジェヨン監督に師事してきた、注目の新鋭イ・サンムンが務める。
解禁された予告映像では、サービスエリアでギウが訪問者から2万ウォンを借りようと次々に声をかけ、ヨンソンからお金を受け取る場面が切り取られている。ヨンソンはギウが同じようにほかの人からもお金を借りているのを偶然目撃し、警察に通報。ギウは詐欺の疑いで勾留されることに。ギウを失い、行き先もなく警察の前で座り込む妻と幼い2人の子どもたち。ヨンソンは彼女たちを放っておけず、「うちに来る?」と家に招き入れる。だが、この2つの家族の出逢いが、想像を絶する人生の始まりだった――。家族を奪われたギウの取り乱した様子や、「俺たち家族だろ」という叫び声が響き渡る衝撃的な予告編となっている。
メインビジュアルは、次のサービスエリアを目指すように荷物を背負い、4人で列になって高速道路を並んで歩くギウ一家の写真を使用。「幸せにしたい。ただそれだけだった。」というコピーと、空には稲妻が光り、ただならぬ展開が待ち受けていることを想像させるビジュアルとなっている。
■チョン・イル(ギウ役)のコメント
昨年、韓国で公開された 『高速道路家族』がこのたび日本で公開されることになりました。私は今までこの映画を6回ほど観させていただきましたが、観るたびに新しい感情が生まれるとても意味深い映画だと思います。この映画を見て“家族”という誰にとっても近く当たり前な存在をもう一度考えていただける機会になったらうれしいです。ぜひご家族で映画館に足をお運びください!
■ラ・ミラン(ヨンソン 役)のコメント
台本を読み、新鮮でたくさんの魅力がつまった宝石箱のような作品でした。そして今の私に必要な役だったので出演を即決しました。完成した作品も見ましたが、見ているといつの間にか思わず胸の中が熱くなる作品です。何かを感じさせる力のある映画になったと思います。
■イ・サンムン監督のコメント
大げさに感じるかもしれないが、世の中に対する恐れと心配、それでも感じられる人との温もり、そして互いへの愛と許しを伝えたかった。私たちが生きているこの世界と共に生きていく人々について、考えられる映画になればと思う。