新水曜ドラマ『それってパクリじゃないですか?』に主演する芳根京子と共演の重岡大毅(ジャニーズWEST) (C)日本テレビ
日本テレビ系4月期水曜ドラマ『それってパクリじゃないですか?』で主演を務める俳優の芳根京子と、共演する人気グループ・ジャニーズWESTの重岡大毅が、同作で初共演を果たし、このほど行われた囲み取材で2人が意気込みを語った。
原作は奥乃桜子氏の小説『それってパクリじゃないですか?新米知的財産部員のお仕事』。物語は、とある飲料メーカーで、開発中の飲料に関する重要な特許がライバル会社に奪われる事件が発生。情報漏洩の疑いをかけられた開発部員・藤崎亜季(芳根)は、調査のために親会社からやってきた知的財産のプロである弁理士・北脇雅美(重岡)とともに、その特許を取り戻すために奮闘することになる。情にもろい知財の初心者×妥協ゼロのエリート上司による「知的財産バトルエンターテインメント」。
芳根は、直感的なタイプで情にもろい亜季について「すごく共感しやすい女性」と言い、「重岡さん演じる北脇さんと対象的なでこぼこコンビが見どころです」とアピール。重岡は、人情よりルールや理屈を重視する性格の雅美を演じることとなり「重箱の隅をつつきまくるような人間」と役を紹介した。
重岡は、「(自分は)ものを説明することがすごく苦手だなと思ってて、結構論破されることが多くて(笑)」と明かすと、芳根は「説明ばっかりですし、論破する側ですよ!」と思わずツッコミ。「だから、今回は北脇という役を通して、論理的に言葉を使って相手をねじ伏せていきたい」と意気込んだ。
本作で初共演の重岡の印象について芳根は「笑顔がすてきな方だなという印象で、スタッフさんからは重岡さんのことを『歯が多い方』と聞いていて(笑)。でもすごく頼れるお兄ちゃんということも聞いていたので、今日ちゃんとお話できてすごくいいキャッチボールができていると思います。お芝居をご一緒できるのがすごく楽しみ」と笑顔を見せた。
一方の重岡は、芳根を「めちゃくちゃエネルギーがある人。すごく吸引力がある」と語り、「俺もエネルギーがありたい人間なので、楽しい現場になればいいなと思います。本当に芳根さんで良かったな」と早くも信頼を寄せる。
これまでハートフルな役が多かった重岡に、芳根は「印象が反対だからこそすごく楽しみです!新しい重岡さんの表情を見れるんだろうなと。(自分と)情熱は同じ雰囲気を感じるので良いバディになれたらなと思います」と望むと、重岡も「珍しいな、女性の方で初めてかもしれない」とそのパワーに驚いていた。
同作の脚本は『半沢直樹』『ノーサイドゲーム』『下町ロケット』などを手掛けた丑尾健太郎氏。演出の中島悟氏は、重岡が出演したNHKドラマ『これは経費で落ちません!』などを担当している。