映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』公開前夜祭舞台あいさつに登壇した(左から)板垣李光人、高橋恭平 (C)ORICON NewS inc.
人気グループ・なにわ男子の高橋恭平(23)が2日、都内で行われた映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』公開前夜祭舞台あいさつに登壇した。ヒロイン・畑芽育(20)、板垣李光人(20)、莉子(20)も参加するなか、板垣は高橋との初対面エピソードを明かした。
同作は『月刊デザート』(講談社)で連載中の亜南くじら氏による人気コミックを実写化。人生初の告白に見事に玉砕した高校2年生の失恋女子・如月真綾(畑)がモテモテなのに周囲には塩対応な千輝くん(高橋)から秘密の“片想いごっこ”を提案されたことから始まる、世界一幸せな片思いを描いた青春ラブストーリー。
初主演ながら「オレが前へいくというより全員座長っす。全員、横位置でやってました。ワン・フォー・オール、オール・フォー・ワンって感じ」と両手を広げてみせる高橋だが、撮影を通じて仲良くなった板垣は「みんな感じていると思います。引っ張ってくれたのは」と信頼を寄せる。
そんな2人だが板垣は「撮影初日、今から現場初めて入って撮るぞって日に、並んで歩いていて。僕が日傘をさしていて、学校で撮影していたので、部活みたいなのを実際にやっていて『あ!』ってみたらブスって刺しちゃって…」とハプニングが発生したと振り返った。
「今から映画を作っていくのに、なんて幸先が悪いスタートなんだろう、と。謝りたいことになっちゃう」と反省する板垣だが、高橋は「そこから僕たちの絆が始まりました。『いったぁ』というコミュニケーションで。そこからぐいっと詰められた気がします」とマイペースに応じた。
撮影を通して実際に仲が深まったようで板垣は「グイグイ来てくれるし、僕も人見知りなので」と歓迎。高橋は「でも行き過ぎるとよくない。その塩梅はみてます」と距離を見計らっているといい板垣は「そこができるんですよね。すごく人のことというか周りを見ているんだな、と」と感心していた。