『奥村組スポーツスペシャル 第42回大阪国際女子マラソン』で解説を務める福士加代子(C)カンテレ
元マラソン選手で解説者の福士加代子氏が22日、大阪市内のカンテレで『奥村組スポーツスペシャル 第42回大阪国際女子マラソン』(フジテレビ系、29日 正午~生中継)の取材会に出席した。
今大会は「2024年パリ五輪」に向けた重要なレースとなり、福士は「2時間20分台の外国人選手がいらっしゃるので、その選手たちが自己ベストを狙ってくるとなると、やはり2時間20分を切る、19分台のレースが見えると思います」と予想。注目選手については「一番は、安藤(友香)選手です!個人的に思い入れがありますし、トラック種目などでは自己ベストは更新しているものの、マラソンでは、初マラソンから自己ベストを更新していないので、自己ベストを更新するところを見てみたいです」と期待をよせつつ、ほかにも佐藤早也伽、上杉真穂らの名を挙げた。
また、12年ぶりにコースが変更され、一方で沿道の応援が復活する。昨年現役を引退した福士は「私にとって『大阪国際女子マラソン』は、マラソンへの挑戦を始め、終えた場所です。苦い、痛い、面白い、楽しい、全部の感情を経験しました。最初からマラソンを走ろうと思っていたわけではないので…まんまとハマってしまいました(笑)」と現役時代を懐かしんだ。
大阪では初解説となり、レジェンドの有森裕子、高橋尚子、千葉真子、野口みずき、渋井陽子に加わる。福士は「視聴者が聞きたいことや聞きにくいことを、あえて聞くという役割を担えればと思います」といい、「叩かれることを恐れずにいきたいと思います(笑)!」と張り切った。