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阪神・淡路大震災から28年…犠牲6434人“被災死の真相”に迫る 圧死・即死に疑問も「しばらく声が聞こえていた」 

神戸大学名誉教授の室崎益輝氏(C)MBSの画像

神戸大学名誉教授の室崎益輝氏(C)MBS

 6434人が犠牲となった阪神・淡路大震災からきょう17日で28年を迎えた。大阪・MBSテレビは、今月29日のドキュメンタリー『映像’23』(毎月最終日曜 深0:50 ※関西ローカル)で、「震災死の真相(仮)」を放送する。

【写真】阪神・淡路大震災の記憶… 1階がグシャリと潰れたマンション

 阪神・淡路大震災の死者のほとんどは「圧死」で「即死」であったといわれる。そこから導き出される教訓は「耐震性の高い家に住むこと」であり、それ以外の対策には目が向きにくくなる。

 一方、防災研究の第一人者で神戸大学名誉教授の室崎益輝氏は、この「即死説」に疑問を投げかける。室崎氏と学生たちがおこなった遺族への聞き取り調査では、「地震発生後1~2時間は息があった」「しばらく声が聞こえていた」などの証言も多い。

 広島に住む加藤りつこさんは、ひとり息子の貴光さん(当時21歳)の死の真相を今も問うている。

 神戸大学の2年生だった貴光さんは西宮市の自宅マンションの倒壊により亡くなった。死体検案書によると「圧死」で、死亡時刻は地震直後の午前6時になっていた。しかし、上階の住民は、貴光さんが壁をトントンたたいて助けを求めていたと証言する。りつこさんは「息子は即死ではなかった。最後に何を考え、何を言いたかったのだろうか」と考え続ける。

 住宅の耐震化は、費用がかかるためになかなか進まない。地震で住宅が倒壊しても、即死でなければ、救助や医療態勢の充実によって救える命があるかもしれない。阪神・淡路大震災で救命治療や検死にあたった医師、遺族らの証言をもとに、耐震化だけではない教訓について考える。

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