映画『ザリガニの鳴くところ』本編冒頭10分映像を公開 (C)2022 Columbia Pictures Industries, Inc. and TSG Entertainment II LLC. All Rights Reserved.
2019年&20年と、2年連続アメリカで最も売れた本に輝き、日本でも21年本屋大賞翻訳小説部門第1位を獲得したミステリー小説を映画化した『ザリガニの鳴くところ』が、本日(11日)より各種配信サービスでデジタルプレミア配信がスタート。これにあわせて、本編の冒頭10分映像がソニー・ピクチャーズ公式YouTubeチャンネルにて公開された。
ノースカロライナの湿地帯で、裕福な家庭で育ち将来を期待されていた青年の変死体が発見され、その容疑者として一人の少女が逮捕されたことから物語が始まる。一見ただのミステリーかと思いきや、容疑者となった少女カイアの半生が明らかになるについて事件は思わぬ展開を見せていく。
原作にほれ込んだ女優リース・ウィザースプーンが、自身の製作会社を通して映像化権を得て自らプロデューサーを担当。主人公のカイアを英ドラマ『ふつうの人々(ノーマル・ピープル)』で、2021年ゴールデングローブ賞テレビ部門(ミニシリーズ・テレビ映画部門)主演女優賞にノミネートされて注目を浴びた、新星デイジー・エドガー=ジョーンズが演じている。
さらに本作は、世界的シンガーソングライターのテイラー・スウィフトが原作を愛するあまり、「この魅力的な物語に合うような、心に残る美しい曲を作りたかった」と自ら懇願して楽曲を書き下ろしたことでも話題に。そのオリジナル・ソング「キャロライナ」は、「第80回ゴールデングローブ賞」主題歌賞にもノミネートされている。
本編冒頭映像は美しい湿地の風景から始まり、その美しさから一転、突如衝撃の物語が幕を開ける。1969年、ノースカロライナ州の湿地帯で、裕福な家庭で育ち将来を期待されていた青年チェイス(ハリス・ディキンソン)の変死体が発見された。しかし、現場には彼の指紋も足跡も残されておらず、捜査にあたった警官は違和感を覚える。
そんな中、容疑をかけられたのは“ザリガニが鳴く”と言われる湿地帯でたったひとり育った、無垢な少女カイア(デイジー・エドガー=ジョーンズ)だった。住民の多くはカイアの仕業に違いないと決めつける中、彼女は必死に逃亡するも警察に捕まってしまう。カイアを助けようと弁護士のトム・ミルトン(デヴィッド・ストラザーン)は、彼女に接見するが…。予測不能の物語の一端が垣間見える冒頭10分。事件の真相を確かめたくなるはずだ。