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『ベイマックス』の生みの親が明かす、“ストーリー”ファーストな作品づくり

ディズニー・アニメーション・スタジオの新作『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』(11月23日公開)(C)2022 Disney. All Rights Reserved.の画像

ディズニー・アニメーション・スタジオの新作『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』(11月23日公開)(C)2022 Disney. All Rights Reserved.

 11月第3日曜日のきょう20日は「家族の日」。子どもを家族が育み、家族を地域社会が支えることの大切さについて理解を深めてもらうために内閣府が2007年に定めた。その前後各1週間を「家族の週間」(今年は11月13日~26日)としている。ちょうどこの期間中の23日より劇場公開されるディズニー・アニメーション・スタジオの新作映画『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』は、壮大な冒険を通して家族の絆を描いた作品だ。

【動画】『ストレンジ・ワールド』日本版予告編

 監督を務めるのは、日本でも多くのファンに長きにわたって愛されている『ベイマックス』(2014年)の生みの親であるドン・ホール。マシュマロのようにふわふわで真っ白なビジュアル、愛らしいキャラクターのベイマックスが話題を呼び、さらにベイマックスと少年ヒロが繰り広げる冒険の中で育まれる深い絆と友情は大きな感動を与え、日本でも興行収入90億円を超える大ヒットを記録。第87回アカデミー賞長編アニメーション賞も受賞した。その後、彼はディズニーの新たなヒロイン・ラーヤの活躍を描いた『ラーヤと龍の王国』(21年)も手がけ、いまやディズニーには欠かせない存在となっている。

 そんな魅力的なキャラクターや作品を生み出してきたドン・ホールが、新作『ストレンジ・ワールド』で、ディズニー史上最も不思議な“もうひとつの世界”を作り上げた。ドンは「アイデアをどのように選んでいくか? それはディズニー・アニメーションにおいて、時に最も疲れる過程と言える。良いアイデアがたくさんありすぎるんだよ」と日々すてきなアイデアが飛び交う現場の様子を明かす。

 「長年、(スタッフからの)売り込みをどうやって聞き、アートワークをどう見るかを、僕は学んできた。それがどんな売り込みであれ、僕らは必ずチャンスを与える。基準はいつも、ストーリーのために良いかどうかだ。時には『これは素晴らしいアイデアだが、ストーリーにプラスにならない』ということもある。それならそれでいいし、そういうことはよくあるよ」と、クリエイターたちのさまざまなアイデアを採用するかどうかの基準は常に“ストーリー”にあると語る。

 ドンが監督した作品は、兄を失い心を閉ざしてしまった少年が心優しいケアロボットのベイマックスと出会ったことで、自分と向き合い成長していく熱いドラマ(『ベイマックス』)や、祖国を魔物に襲われ、ひとりぼっちになってしまっても希望を失わず世界を救おうとする少女ラーヤの勇敢な物語(『ラーヤと龍の王国』)といった、心を震わせるストーリーがあるからこそ、より登場人物が輝き、観客に愛されるキャラクターとなっていった。

 『ストレンジ・ワールド』も例外なく、ストーリーに力を注いで制作された。その物語を動かすのは、若い頃に行方不明となった偉大な冒険家を父に持つ、サーチャー。彼は父へのコンプレックスから冒険嫌いとなってしまうが、ある日、アヴァロニアのエネルギー源である植物“パンド”が絶滅の危機を迎えてしまい、世界を救うため地底に広がる“もうひとつの世界”へと足を踏み入れることになる。

 冒険嫌いなサーチャーには愛する息子イーサンいる。イーサンは、農場での静かな生活に物足りなさを感じ、ひそかに祖父イェーガーが成し遂げた数々の冒険に憧れていた。そんな一筋縄ではいかない親子のドラマをベースに、まるでアトラクションに乗っているかのようなスケール感あふれるハラハラドキドキの冒険物語が描かれる。

 サーチャーとイーサン親子が繰り出す冒険の先に待ち受けるのは、世界を揺るがす大きな秘密。ドンがこだわったストーリーが導く衝撃のラスト、“もうひとつの世界”の真相は、ぜひ映画館で確かめてほしい。サーチャーたちが身近な存在に感じられるのではないだろうか。

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