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コリン・ファレル主演、映画『アフター・ヤン』公開決定 オリジナル・テーマ曲は坂本龍一

ベビーシッターのAIロボットが登場する映画『アフター・ヤン』(10月21日公開) (C)2021 Future Autumn LLC. All rights reserved.の画像

ベビーシッターのAIロボットが登場する映画『アフター・ヤン』(10月21日公開) (C)2021 Future Autumn LLC. All rights reserved.

 小津安二郎監督の信奉者としても知られ、小津作品へのオマージュを込めた前作『コロンバス』が世界中で話題となった韓国系アメリカ人のコゴナダ監督の長編第2作となる『After Yang(原題)』が、『アフター・ヤン』の邦題で10月21日よりTOHOシネマズ シャンテほかで公開される。

【画像】人間と何ら変わりない外見のAIロボット・ヤンと一緒に撮った家族写真

 遠くない未来。AIロボットのヤンは、ある一家のもとで養女のミカとともに、慎ましくも幸せな日々を送っていた。しかしある日、ヤンは突然の故障で動かなくなってしまう。父親のジェイクはふさぎ込む娘のためにヤンの修理の手段を模索するが、その過程でヤンが撮り溜めた断片的な記録映像を発見する。そこには、家族に向けられたヤンの温かなまなざしと、ある秘密が残されていた…。

 本作でコゴナダ監督が組んだのは、気鋭のスタジオA24。派手な視覚効果やスペクタクルに一切頼ることなく、唯一無二の未来的な世界観を構築。さらにオリジナル・テーマ曲を坂本龍一に依頼し、音楽を手がけたAska Matsumiyaの美しいアレンジに加えて、フィーチャリング・ソングとして、岩井俊二監督作品『リリイ・シュシュのすべて』で多くの映画ファンの胸に刻まれた名曲「グライド」を、Mitskiが歌う新バージョンで甦らせた。

 キャストの顔ぶれも多様性に富んでいる。残された記録映像を手がかりにヤンのミステリアスな過去をたどっていく主人公ジェイクに扮するのは、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』での怪演も記憶に新しいコリン・ファレル。加えて、『ウィズアウト・リモース』のジョディ・ターナー=スミス、Netflixシリーズ『アンブレラ・アカデミー』のジャスティン・H・ミン、2011年生まれの聡明な子役マレア・エマ・チャンドラウィジャヤが切なくも温かな“未来の家族”を体現している。そして、『コロンバス』で主演を務めたヘイリー・ルー・リチャードソンも物語の鍵を握る謎めいた女性役で登場する。

 今回解禁となったポスタービジュアルには、家族3人とともに、人間と何ら変わりない外見ながら時が止まってしまったAIロボット・ヤンの姿が写っている。交わらない視線はすれ違う家族の風景を思わせるが、ミカが優しくヤンの手を取り微笑みかける様子、その隣に添えられた「ありがとう、お兄ちゃん」というキャッチコピーが、かけがいのない絆で結ばれた関係性を想起させる。

 ヤンの体内に残された映像には何が映っているのか。そこに刻まれたヤンの記録/記憶は、いったい何を物語るのか。そしてAIに感情は宿るのか――。本作はそうした幾多のミステリーを提示しながら、さして遠くない未来に現実化しうる人とロボットとの関係性を観る者に問いかける作品に仕上がっている。

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