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河瀬直美「単なるドキュメンタリーではない」 東京オリンピック公式映画で描いた“平和”への祈り

平和への思いを語った河瀬直美 (C)ORICON NewS inc.の画像

平和への思いを語った河瀬直美 (C)ORICON NewS inc.

 映画監督の河瀬直美氏が21日、都内で行われた東京オリンピック公式映画『東京2020オリンピックSIDE:B』(24日公開)日本外国特派員協会会見に出席した。

【写真】「3年半の時間を費やしました」…作品への思いを熱く語った河瀬直美ら

 河瀬監督は、冒頭で「映画に込めました思いの中に、平和というものがあります。この地球上で起こっている戦争、さまざまな状況の中で、日常を奪われています。そうした中で、オリンピックというものが、そういったものを少しでも光の方向へ導くものであったらいいなと。自分自身が映画の中で見てきたものは、聖火が中心にあって、それを運んだ先に私たちが何を見つめるのか、100年後の子どもたちに託したつもりです」と熱弁。

 作品について向けられると「3年半の時間を費やしました。コロナという、まだ見ぬウイルスに翻ろうされて、全世界が活動を休止させられた。オリンピックも延期、無観客という状況になりました。そういった意味では、当初プランニングしていたものとはまったく別のものとなりました」と回顧した。「開催するために尽力した人、大反対していた人の思いも含めて描かなければならない。200年後の人たちが、別のウイルスがやってきて、オリンピックの開催が困難になった時のなにかひとつの指針になれば。単なるドキュメンタリーではなく、私が見た、この時代の証、現実みたいなものを映画にしたつもりです」と明かした。

 いまだ収束しないコロナ禍、史上初のほぼ無観客開催、相次ぐ関係者の辞任。前例のない大会の開催に至るまでの750日、5000時間に及ぶ膨大な記録を元に、表舞台に立つアスリートを中心とする五輪関係者たちにスポットを当てた『SIDE:A』(公開中)、一般市民、ボランティア、医療従事者ら非アスリートたちを対象にした『SIDE:B』と、それぞれ異なる視点で描かれている。

 会見にはそのほか、南スーダン代表のグエム・アブラハム選手、座間味村長の宮里哲氏も出席した。

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