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劇場版『モノノ怪』制作決定、16年ぶり新作で来年公開 櫻井孝宏「心の底から楽しみ」

劇場版『モノノ怪』制作決定 (C)ツインエンジンの画像

劇場版『モノノ怪』制作決定 (C)ツインエンジン

 2007年に放送されたテレビアニメ『モノノ怪』の完全新作エピソードとなる劇場版『モノノ怪』が制作されることが決定し、2023年に公開されることが18日、発表された。16年ぶりのアニメ化となり、主人公・薬売り役は引き続き櫻井孝宏が務め、監督は中村健治氏、制作はツインエンジンが担当する。

【動画】16年ぶり新作 独特な雰囲気あふれる公開された『モノノ怪』特報映像

 『モノノ怪』は、2007年にフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で放送されていた作品で、「真(まこと)」「理(ことわり)」「形(かたち)」を見極め、モノノ怪を斬ることのできる退魔の剣を持つ、謎の男「薬売り」の物語。人の心とアヤカシが生み出す凄絶なる惨劇を、諸国を巡る薬売りと退魔の剣が断つ姿を描いたストーリー。

 和紙のテクスチャーなどCG処理を組み合わせて、今までにない斬新な映像を生みだした話題作品で、2020年に行われたノイタミナ歴代70作品を対象とした投票企画「あなたが選ぶ思い出の3作品」(2005~09年度制作部門)では、堂々の第1位を獲得。放送から15周年たった今もなお根強い人気となっている。

 今回、解禁された劇場版の特報映像では中村監督演出の新規描きおろしアニメーションカットに加え、櫻井演じる薬売りの新規ボイスが収録されている。

 また新情報として、劇場版の制作を応援するクラウドファンディングを実施(24日午後8時より、目標額1000万円)。日本国内では「うぶごえ」、海外では「Kickstarter」にて行う予定で、5000円から15万円まで、金額に応じた9つのコースが用意されており、劇場版制作レポートの閲覧権や待ち受け画像がもらえるほか、コースごとに特典を多数用意している。

 そのほか、『モノノ怪』初の舞台化決定や、アニメ『モノノ怪』15周年を記念して24日午後6時より、ノイタミナ公式YouTubeチャンネルで全12話のYouTube LIVEが決定。『モノノ怪』の前身となった『怪~ayakashi~』化猫全3話も配信する。

■劇場版制作記念コメント
・薬売り役の櫻井孝宏
 作品のルーツは2006年にノイタミナでオンエアされた「怪~ayakashi~」の一編でした。その名も「化猫」。数年を経て『モノノ怪』が始まり、その結びの一編もまた「化猫」でした。そして2022年。化猫に始まり化猫に終わっていた作品が三度動き出します。心の底から楽しみです。

・プロデューサーの山本幸治
 最初の作品である「化猫」を見た時、画面を見ていて酔うような感覚と、自分の現在位置を見失うような不安を覚えました。15年以上前なので当時はまだハイビジョン普及前で、画質も荒く今のような横長の16対9の画面でもない小さな画面でした。この世界観を密度の濃い大きなスクリーンで表現できたらもっとすごいことになるだろうと思いました。
中村健治監督の久しぶりの、そして原点でもある作品です。いくつもの困難を越えてようやく企画が実現しました。お楽しみに。

・監督の中村健治
 今、私達は個人の幸せと組織や社会全体の幸せが合致する世の中で生きているのでしょうか。自分はあることですごく辛いのに、世の中・社会全般ではそれが普通だと判断されていたりすることはないでしょうか?さらに言えば、歴史上で個人と社会全体の幸せが合致して上手くいっていた世界なんてあったのでしょうか?その矛盾から生じた捻じれた気持ちと情念を描きながら、産まれてしまったモノノ怪をまるで私達自身を斬るかのように鮮やかに薬売りに斬ってもらいたいと思っています。

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