プレゼント・クーポンPRESENT COUPON

フェリアSNSSOCIAL

芸能・エンタメ

衝撃ミステリー『#真相をお話しします』 東海オンエア・虫眼鏡、有栖川有栖、南沢奈央が推薦コメント

結城真一郎『#真相をお話しします』(新潮社)の画像

結城真一郎『#真相をお話しします』(新潮社)

 30日に刊行される作家・結城真一郎氏の最新作『#真相をお話しします』(新潮社)について、虫眼鏡(東海オンエア)、有栖川有栖氏、南沢奈央の推薦コメントが16日、公開された。

【画像】川端康成の『少年』が刊行1週間で異例の重版

 虫眼鏡は「『絶対に読者を騙してやろう』というすさまじい執念に恐怖すら感じました……」、有栖川有栖氏は「『騙されて驚くためにミステリーを読む』という読者に恰好(かっこう)の贈り物」、南沢は「すごい間違い探しに手を出してしまった! 始めた以上はやめられない」とのコメントを寄せている。

 現代日本の〈いま〉とミステリーの技巧が見事に融合した珠玉の5篇を収録。家庭教師の派遣サービス業に従事する大学生が、とある家族の異変に気がついて……(「惨者面談」)。不妊に悩む夫婦がようやく授かった我が子。そこへ「あなたの精子提供によって生まれた子供です」と名乗る別の〈娘〉が現れたことから予想外の真実が明らかになる(「パンドラ」)。子供が4人しかいない島で、僕らはiPhoneを手に入れ「ゆーちゅーばー」になることにした。でも、ある事件を境に島のひとびとがやけによそよそしくなっていって……(「#拡散希望」)などとなっている。

 作品に現代的要素を取り入れた理由として、結城氏は「新たな技術や価値観がもたらされる中で生じる『日常の歪み』や『新たな動機』に興味がありました。生活をより豊かにするための技術や道具が世に出てくれば、当然のようにそれを悪用する人もでてきます。新たな価値観が世に浸透すれば、当然のようにそこから『今までの常識では考えられない動機』も生まれます」との見解を披露。

 続けて「例えば、迷惑系YouTuberは『視聴回数を稼ぐため』に迷惑行為、下手したら犯罪行為に及びますが、これはほんの十年前では考えられなかった『動機』です。しかし、事実としてそれを楽しみにしている視聴者も居ますし、それが先の動機をより切実なものとして いる側面もある」と明かした。

 その上で「また、それらの迷惑行為に対して否定的である いっぽうで、『でも、それをされたら、人はどういう反応をするのだろう』と怖いもの見たさにも似た興味を覚えてしまう自分が居るのも事実でした 。このもやもやとした割り切れない感情が原体験となり、ならば作品を通じて『すこぶる歪で、従来の常識ではとても考えられないけれど、いまを生きる私たちとどこか地続きのようにも思えてしまう事件・人間模様』を描いてみたいと思ったのです」と語った。

ORICON NEWSは、オリコン株式会社から提供を受けています。著作権は同社に帰属しており、記事、写真などの無断転用を禁じます。

こちらの記事もどうぞ