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映画『PLAN 75』早川千絵監督、磯村勇斗、河合優実が思いを語る 特別映像公開

主人公のミチ(倍賞千恵子)=映画『PLAN 75』(6月17日公開)(C)2022『PLAN 75』製作委員会/Urban Factory/Fuseeの画像

主人公のミチ(倍賞千恵子)=映画『PLAN 75』(6月17日公開)(C)2022『PLAN 75』製作委員会/Urban Factory/Fusee

 今年の「第75回カンヌ国際映画祭」の「ある視点」部門に正式出品され、カメラドール特別表彰を受けた早川千絵監督、倍賞千恵子主演の映画『PLAN 75』が来週17日より公開されるのを記念して制作された、早川監督、出演者の磯村勇斗、河合優実のスペシャルトーク映像と、ストーリーをひも解く特別映像がYouTubeで公開された。

【画像】劇中カットも新たに解禁

 スペシャルトーク編には、死を推奨する市役所職員ヒロムを演じた磯村、コールセンタースタッフの瑶子を演じた河合が、早川監督による脚本を読んだ印象や、映画の見どころ、監督について語る。

 磯村は「作品の中で大きな選択を迫られている怖さがあって、僕たちが生きている現代の延長線上で起こり得るんじゃないかと危機感を感じ、この社会的なテーマを絶対に届けなければいけないと強く思いました」と、脚本を読んだ印象を力強く語っている。

 早川監督は「ここ数年、日本で“自己責任”という言葉が幅を利かせ、社会的に弱い立場にある人たちに対してすごく風当たりが強くなってきていることに憤りを感じていて、それが原動力になって映画を作ろうと思った」と語り、制作理由を明かしている。

 河合は、「(作品で描かれるのは)私たちが今感じている事とか、生活している事の延長にある未来で、全然離れた事ではない、他人ごとではない未来だと思うので、疑問を感じたり、心に芽生えたものを大切に映画から持ち帰って、皆さんの生活に変化があったらうれしいと思います」と、見どころについて語るなど、3人それぞれ思いの丈を打ち明けている。

 ストーリー編では、75歳以上が自ら生死を選択できる制度<プラン75>が施行された社会で、制度に翻ろうされていく人々の姿をひも解いていく。

■あらすじ
 少子高齢化が一層進んだ近い将来の日本。満75歳から生死の選択権を与える制度<プラン75>が国会で可決・施行された。さまざまな物議を醸していたが、超高齢化問題の解決策として、世間はすっかり受け入れムードとなる。

 夫と死別してひとりで慎ましく暮らす、角谷ミチ(倍賞)は78歳。ある日、高齢を理由にホテルの客室清掃の仕事を突然解雇される。住む場所をも失いそうになった彼女は<プラン75>の申請を検討し始める。

 一方、市役所の<プラン75>の申請窓口で働くヒロム(磯村)、死を選んだお年寄りに“その日”が来る直前までサポートするコールセンタースタッフの瑶子(河合)は、このシステムの存在に強い疑問を抱いていく。また、フィリピンから単身来日した介護職のマリア(ステファニー・アリアン)は幼い娘の手術費用を稼ぐため、より高給の<プラン75>関連施設に転職。利用者の遺品処理など、複雑な思いを抱えて作業に勤しむ日々を送る。

 果たして、<プラン75>に翻ろうされる人々が行き着く先で見出した答えとは――。

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