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若月佑美、役が染み込み「楽屋での足の開き方がスゴいことに」男女Wキャストの舞台へ意気込み

男女Wキャストの舞台へ意気込みを語った(左から)若月佑美、有馬爽人 (C)ORICON NewS inc.の画像

男女Wキャストの舞台へ意気込みを語った(左から)若月佑美、有馬爽人 (C)ORICON NewS inc.

 俳優の若月佑美と有馬爽人が10日、東京・日本青年館ホールでWキャストで主演を務める舞台『薔薇王の葬列』の公開ゲネプロと取材会を開催した。

【集合カット】男女Wキャスト!ダークな世界観を纏う若月佑美、有馬爽人ら

 原作は2013年から『月刊プリンセス』(秋田書店)にて連載され、今年1月に本編完結を迎えた菅野文氏によるダークファンタジー。シェイクスピアが描いた狡猾で残忍なピカレスク、というイメージで知られるリチャード三世を、男女二つの性を持って生まれた秘密を抱える存在として翻案。15世紀のイングランド、ヨーク家とランカスター家が王位継承をめぐって争いを繰り返した薔薇戦争を背景に、大胆かつ深奥な解釈とアレンジによって見事な換骨奪胎(かんこつだったい)をほどこし、まったく新しいリチャード三世の物語を生み出した。

 男女で同じリチャード役を務める若月は「苦労するのかなと自分たちが思っていただけだったと、けいこ序盤に感じられた。最初にアクションを指導していただいた時に、女性らしい仕草、男性らしい仕草が自然に出てしまうところに関して意識していこうという話があった。それが芝居にも出てきてしまうのかと思っていたけど、ご一緒させていただくキャストの皆様から私たちを男女という区別ではなく、リチャードという役として見ているというお言葉をいただいた。それからは心が開けて、女であること、男であることを頭で考えるのではなく、ただただリチャードとして生きることで周りがそう見てくれると思って、苦労が一気になくなった」と振り返る。

 若月が「ね?」と有馬に話しかけ、有馬も「うん」と返答。短すぎるリアクションに若月は「ごめんなさい! 振り方が悪かった」と頭をかくと、改めて有馬は「『リチャードとして見ている』という言葉をいただいてから、自分も自由にリチャードを演じられることができた。不安から楽しみに変わりました」と話していた。

 また、リチャードを演じたことで若月は「足を大きく開く。リチャードはガサツな感じではなく、美しいけど猛々しさを出すために。それが日常生活に徐々に出始めまして…」と告白。「楽屋での足の開き方がスゴいことになっている。楽でいいなぁ、と。男性に生まれたら、そういうところを楽しんでみたい」と笑っていた。

 演出の松崎史也氏は「そっちの方が面白いと思って(男女でWキャストを)始めました。こんなに風通し良く、Wキャストを背負ってくれてよかったです」と感謝。和田琢磨は「けいこの序盤の方では、有馬さんは自分の内側に苦しさとか葛藤を溜め込むようなリチャード。若月さんは苦しみを外側に発散するようなリチャード。どちらもステキなリチャードで、2人が演じられるリチャードと代わる代わるけいこさせていただいて楽しかった」と話し、谷口賢志は「今の時代は、男性らしさ、女性らしさというものにアンチテーゼを出さないといけない。この2人がやっているお芝居が答えの1つになるのではないか」と魅力を口にした。

 舞台『薔薇王の葬列』は、きょう10日から19日まで同所で上演。

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