鉄格子が監獄個室…「監獄レストラン ザ・ロックアップ」23年の歴史に幕
“監獄”をテーマにした飲食店『監獄レストラン ザ・ロックアップ』の最後の1店舗、TOKYO(新宿)が、7月31日の営業をもって閉店する。23年の歴史に幕を下ろす。
【写真13枚】美人ポリスに逮捕され…席へ誘導 色鮮やかなビーカードリンクも
同店は、1999年に1号店を京都にオープン。レストランで食事をするためには、3DCGの署長が出迎える入り口の仕掛け部屋を抜け、ポリス(案内係)に“手錠”をかけられたまま、鉄格子に囲まれた“監獄個室”に着席する。
薄暗い監獄のテーブルに囚人スタッフが並べるメニューは、試験管やビーカー、注射器に入った色鮮やかなドリンクやモンスターを模したハンバーガー、ミイラ風のサラダ、目玉の乗ったスイーツなど、一風変わったビジュアルのものばかり。突然始まる“モンスターショー”など、非現実的な空間で人気を博した。近年ではSNS映えスポット、動画撮影スポットとして23年間、愛されてきた。
6月13日からは閉店イベント『全員脱獄!ファイナル ザ・ロックアップ』を開催。人気メニュー13品を揃えた「さよならロックアップコース」や、入監料0円イベントなどを実施する。