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アイドルに“投げ銭”して肉体関係まで…サレ妻が“不倫返し”でドロ沼化、『夫とだけ、感じません』作者語る「レス」の実態

『夫とだけ、感じません』(C)KADOKAWAの画像

『夫とだけ、感じません』(C)KADOKAWA

 夫が、ライブ配信アプリで活動するインディーズアイドルに一目ぼれ。大量の投げ銭で親交を深めて連絡先を入手して、身体の関係まで結んでいた。衝撃の事実を知った“自信家”の妻は怒り心頭で、「目には目を」とばかりに自身も不倫に溺れていく。漫画『夫とだけ、感じません』(KADOKAWA)で描かれるのは、夫との「性」を取り巻く不安や悩みを抱えている主婦の物語。原作を手がけた「セックスレス改善専門家」の三松真由美さんに、「性」を通じた夫婦間のコミュニケーションについて話を聞いた。

【漫画】「やっぱり気持ち悪い…」妻愕然、インディーズアイドルにハマる夫の“生々しい”会話

■不倫は不倫で仕返し、「クソ旦那のプライドをズタズタにしたい」“完璧”な妻の本音

――大手企業に勤める夫の信二と、美人で家事もこなす完璧な妻の成海。“理想の夫婦”と憧れの存在でしたが、お互いの不倫を機に関係が歪んでいきます。

【三松真由美さん】この夫婦はもともと、愛し合っている夫婦ではなかったんですね。妻の成海は、夫・信二のことがタイプではないけれど、結婚したら豊かでオシャレな生活が手に入る。そんな打算で結婚したんです。一方、信二にとって成海は、他者から見て「理想の妻」像です。すっごく好きなわけではないけど、「まあ、妻としてはよし」という考えで結婚しています。2人とも性欲はあるので、セックスレスではありません。よって、関係はキープできていました。

――成海は、品のある大人の女性というイメージを必死に守ってきました。信二もそれがいいと言っていたのに、不倫相手は自分と真逆のタイプ。怒りと不安にかられた成海は、超えてはいけない一線に踏み込んでしまいます。

【三松さん】負けず嫌いで、弱みを見せるのが悔しい性格なんですね。せめて信二を愛していれば、不倫を知ったとしても不安を伝えたのでしょう。「寝盗られた悔しさ」が先にあるので、まずリベンジしてやろうと思考したんです。

――一方で成海は、レスで悩むママ友相手に「セックスをすると、夫に“守られてる感がある”」とマウントを取ります。

【三松さん】それは実は、信二でなくともいいのです。成海が不倫をされて悔しがるのは、夫を寝取られたことに対する怒り。つまり、女同士のやっかみ問題です。若さに対するコンプレックスも垣間見えますよね。このエピソードでは、結婚相手によって、女性は人生が一変するということを伝えたかったのです。

■“モノ言う”妻に疲弊する夫、レス増加の背景に男女関係の変化「セクシーよりもリスペクトを」

――本作は、セックスレスに悩み、女としての自信も失いつつある主人公の苦悩が描かれます。夫婦間の話し合いやコミュニケーションの問題が考えられますが…。

【三松さん】みなさん、個人を尊重しすぎますよね。「あなたはあなた、わたしはわたし。お互い自由な行動を尊重します」という感じで、なにか意見を言うと波風が立つので、こらえようとする。自己主張で生じる衝突を避けるあまり、「そっとしとくのが一番」という思考の男女が多いように感じます。

――夫婦の関係も、時代とともに変化しているようです。

【三松さん】昭和の時代と違い、家事や家計分担などの意見をしっかり伝える妻が増えました。一方で、“モノ言う”ことで強くなった妻に、夫が疲弊しているケースをよく目にします。SDGsの世の中なので、家事も育児も仕事も協力し合うのが当たり前。妻の意見を飲み込みながらも、「シャキシャキしている妻がエロスの対象に見えない」とつぶやいています。

セックスにおいても、男性が誘い、女性がうなずくの関係性は今の時代にそぐわない。しかし女性は、ベッドで主導権を持つと引かれるかもしれないと、そこだけ古典を意識します。実際に誘ってくる妻に向かって、「そんなしたいの?」、「女性にも性欲があるの?」、「君は淫乱だ」などと、心無い言葉を投げつける夫も相当数います。セックスに関しては、そんなミスマッチ感が抜けきれません。

――読者からは、「パートナーとの向き合い方について、再考するきっかけになる」という声もありました。レスに悩む人に向けて、どんなアドバイスを送りますか。

【三松さん】セクシーな下着を履くのではなく、夫をリスペクトして過ごすことです。夫を小馬鹿にしたり、思い通りにならないとコントロールしたりする片鱗が見えると、夫は妻にエロスを感じなくなってくるでしょう。そして、自分ひとりで完結する幸せ体験をたくさん持つことです。楽しそうな妻、はつらつと生きている妻に元気をもらう、癒やされるという男性心理をわかっておくと、よいかなと思います。

――三松さんは、「レス」という言葉は必ずしもセックスだけを指さないことを発信していますね。

【三松さん】会話レス、笑顔レス、スキンシップレス、そして妻へのコミット力レス。すべてが「セックスレス」に繋がります。また、夫側のレスを妻が招いている場合もあります。本当にこうした悩みを持つ人は多いんです。本書を通じて「こんな反面教師の妻もいるよ」と気づきを提供して、「あなただけじゃないから安心して」と、気持ちを楽に向かわせてあげたいと思っています。

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