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BiSH、メンバーの強烈な個性に今も「違和感」 下ネタNG? パブリックイメージとのギャップも激白

オムニバス映画『BiSH presents PCR is PAiPAi CHiNCHiN ROCK'N'ROLL』に主演するBiSH(左から)リンリン、ハシヤスメ・アツコ、セントチヒロ・チッチ、アユニ・D (C)ORICON NewS inc.の画像

オムニバス映画『BiSH presents PCR is PAiPAi CHiNCHiN ROCK'N'ROLL』に主演するBiSH(左から)リンリン、ハシヤスメ・アツコ、セントチヒロ・チッチ、アユニ・D (C)ORICON NewS inc.

 昨年念願だったNHK紅白歌合戦に出場するなど大きな躍進を遂げるなか、2023年をもって解散することを発表した“楽器を持たないパンクバンド”BiSH。そんな彼女たちが、残された時間のなか新たな表現として選んだのが、クリエイターたちとコラボしたオムニバス映画『BiSH presents PCR is PAiPAi CHiNCHiN ROCK’N’ROLL』だ。刺激的なタイトルの通り、完成した短編映画はどれもメンバーたちの個性が際立ったものとなっている。今回はセントチヒロ・チッチ、ハシヤスメ・アツコ、リンリン、アユニ・Dの4人が、作品の魅力やそれぞれのメンバーについて語り合った。

【動画】BiSHがわちゃわちゃトーク!個性豊かなメンバーの素顔に迫る

■6人6色の個性的や表現が爆発したオムニバス映画作品

――それぞれ映画に出演すると決まったときの気持ちと、作品についてお聞かせください。

【アユニ・D】これまで演技をしたこともなかったので、怖さとワクワクが共存していました。私が出演している『オルガン』という作品の監督をしてくださったエリザベス宮地監督とは、お仕事だけでなくとても仲良くさせていただいているので、作品のなかにドキュメント的な部分も盛り込まれている作品になっています。

【セントチヒロ・チッチ】初めての演技で、大好きで偉大な行定勲監督とご一緒できるということで、演じることに真摯に向き合うという気持ちで臨みました。『どこから来て、どこへ帰るの』という作品になったのですが、とても美しい物語のなかに、人間の醜さなどもあり、とても文学的なものになっているなと感じています。

【リンリン】私はライブ中のコントの数個しかないセリフでもすごくドキドキしてしまうんです。映画を撮るという話を聞いたときは、とても怖かったです。

【チッチ】リンリンはBiSHの無口担当だからね(笑)。

【リンリン】私が参加した『VOMiT』という作品は、山田健人監督が担当してくださいました。コンテンポラリーダンスに挑戦したのですが、先生が「正解はないよ」と言ってくださったので、いろいろなことに挑戦できました。

【ハシヤスメ・アツコ】最初は「怖いな」という思いしかなかったのですが「とても光栄なことだし、楽しもう」という気持ちを少しずつ増やしていきました。私が主演した『レコンキスタ』を撮ってくださった大喜多正毅監督は、「オーケストラ」のミュージックビデオなどを撮ってくださってる方なので、とても信頼と安心感を持って臨めました。

■初挑戦した演技の経験をアーティスト活動に還元

――モモコグミカンパニーさんの『PEACH CHAOS PEACH』やアイナ・ジ・エンドさんの『リノベーション』はご覧になってどんな感想を?

【アユニ】モモコさんの作品は結構ヤバいですよね(笑)。変な歩き方や叫ぶシーンの練習風景の映像をこっそり観たのですが、がんばりぬいた姿が映し出されているんだなと思ったら、とてもかっこいいなと思いました。

【チッチ】その練習風景見たかった~(笑)。アイナ主演の『リノベーション』という作品は、ずっとBiSHの振り付けをしてくれているアイナと、私たちのMVをよく撮ってくださっている田辺秀伸監督のタッグがとても素敵で、すごい世界観の作品になっているなと思いました。

――演じるという表現をして、普段のアーティスト活動に還元できると感じたことはありましたか?

【ハシヤスメ】感情的になるシーンがあるのですが、映画が完成したとき「自分がこんな目をして、こんな顔の使い方をしていたんだ」と。BiSHの作品のなかでも、感情的な詞や歌もいっぱいあるので、今回気づいた表現を意識したいなと思いました。

【リンリン】コンテンポラリーダンスは、指先まできれいに見せることを意識して踊りました。映画の撮影以降、ライブでダンスをするときも、コンテンポラリーダンスで教わった表現を取り入れたり、アイナに「こういうのを教わったよ」と話して、振り付けに落とし込んでもらったりしています。

【チッチ】行定組という一流の現場を経験させていただき、本当に細かい目の動きや表情などの大切さを学びました。ダンスやライブにおいても、ひとつひとつの仕草や表情をより意識するようになりました。

■下ネタ、ゲスい話OK? パブリックイメージとのギャップ

――映画では普段のメンバーとは違う顔も見られたと思いますが、メンバーだけが知っている一面はありますか?

【チッチ】パブリックイメージのギャップという意味では、ハシヤスメが一番ひどいんじゃないかな。

【ハシヤスメ】待って、「ひどい」ってひどくない?(笑)

【チッチ】一見するとクールビューティっぽいですが、いい意味で中身は一番子どもというか、楽屋で一番しゃべるよね。小さいことでも拾ってくれて笑いにしてくれるし。あとは勉強ができないとか(笑)。

【ハシヤスメ・アツコ】確かにそうかもしれない。楽しい話は好きだし、お菓子も大好きだし、なんかよくわからないところで笑っちゃうところはありますね。でもよくしゃべるという意味では、リンリンは無口担当だけれど、めっちゃしゃべるよね。

【リンリン】(無言で大きく首を横に振る)。

【アユニ】リンリンは、すごく好きなものについては時間を忘れて熱く語る。キース・ヘリングの話とか止まらない。

【チッチ】あと、リンリンは意外と社交的です(笑)。

【リンリン】(無言で苦笑い)。

【チッチ】あとはBiSHって下ネタ好きでゲスいグループみたいに思われていると思うんですが、実際下ネタOKなのって、私とアイナぐらいで。あとのメンバーはみんな「ちょっとそれは…」って感じなんですよ。

【アユニ】ゲスい話はチッチぐらいしかしていない…(笑)。

【チッチ】そうなんです。本当に申し訳ないって感じです。

――それは意外でした。今回の映画のタイトルも衝撃的ですよね。

【ハシヤスメ】そうなんですよ。映画のタイトルを連呼する動画を撮ったのですが、めっちゃ恥ずかしかったし、緊張しました。

【チッチ】私は気持ち良かったけれどね(笑)。

――とても個性的なメンバーですが「この人になってみたいな」という人はいますか?

【アユニ】いない(笑)。本当にBiSHに入らなかったら出会わないような人間というか生き物たち(笑)。どれだけ信頼が置けるようになっても、違和感はあります。でも自分にないものをみんな持っているので、いいなと思う感覚はあります。

【チッチ】私も自分以外はなりたくないかな。もちろん素敵だなと思う瞬間もありますけど…。

【ハシヤスメ】私も自分がいいけど、強いて言えばリンリン。やっぱりリンリンの本当に好きなものに対する熱さや、独自性というのは、格好いいなと思う。

■紅白出場はずっと実現したかった夢「今年も諦めていない」

――昨年末に、2023年をもって解散することを発表されましたが、なにか気持ち的に大きく変わりましたか?

【チッチ】変わりましたね。解散を発表する前までは、私たちだけの事実でしかなく、フワフワした感じはありました。でも発表したことで、みんなとの事実になった。ひとつひとつの言葉も重みが増してきていると思います。

――NHK紅白歌合戦にも出演しましたね。

【チッチ】ずっと出たいと言っていて、ようやくつかみ取った紅白ということで、応援してくださる清掃員(ファンの相称)のみなさんや、スタッフさんもすごく喜んでくださいました。そんなみんなの姿を見て、本当に幸せなグループだなと思ったし、「紅白観ました」と言ってくださる方も増えました。今年も諦めてないです。出たいです。

【ハシヤスメ】出たい!

【チッチ】ね。私たちはとても貪欲なので。

――解散までになにかしておきたいことはありますか?

【リンリン】お泊り。最後のライブの日に、みんなで楽屋に泊まるとか。これまでホテルとかも、メンバーそれぞれ1人部屋だったので。

【アユニ】楽屋かぁ、それは疲れそう。(笑)料理作ったり、ピクニックしたり、動物園行ったり…。そういう普通の何気ない休日デートみたいなことしたいですね。

【チッチ】確かにこれまでは毎日仕事で会っていたので、休日まで会いたいと思っていなかったのですが、休みの日にみんなで出かけるとかはいいかもしれませんね。

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