『大豆ミートの野菜炒め定食』
レストランチェーン「やよい軒」が、従来の肉の代わりに100%植物性原料で作られた大豆ミートを使った定食メニューを販売開始する。7日、大豆ミートを提供するアサヒコが都内で行った『プラントフォワード事業発表会』で発表した。
【写真】大豆ミートを使った「しょうが焼定食」&「なす味噌と焼魚の定食」
「健康的な食事をしつつ、満足感も満たしたい」というニーズの高まりに応える狙い。「野菜炒め定食」「しょうが焼定食」「なす味噌と焼魚の定食」の3つのメニューの肉を100%植物性原料の大豆ミートに置き換え、今月14日から販売開始する。大豆ミートを使いながら、味つけなどに工夫を加えることで、従来と変わらぬ食感や味わいが楽しめるという。
「やよい軒」を運営するプレナスの外食商品開発課課長・大谷伸晃氏は「アサヒコの大豆ミートとの出会いがすべての始まり。しっかりした厚みと食べごたえがあり、やわらかくて本当にお肉のような食感で、これであればやよい軒のお客さまにもご満足いただけるのではないかと考えた」とし、何度も試作を繰り返して完成に至ったと説明した。
価格は、3種類とも従来と同じ値段に設定。大谷氏は「お客さまに選んでいただくための選択肢として、同価格ということを最初から頭に置いていた」とし、おいしさとともに価格面での求めやすさにも自信を示した。
アサヒコは、大豆ミートを使用した『豆腐バー』が累計1000万本出荷を突破する大ヒットを記録。この日は、「やよい軒」への食材提供をはじめ、今後の商品展開などを発表した。