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森川智之×浪川大輔、この世に光と闇があるのは「全部スター・ウォーズのせい」

森川智之、浪川大輔(C)ORICON NewS inc.の画像

森川智之、浪川大輔(C)ORICON NewS inc.

 「スター・ウォーズ」シリーズ最新作『オビ=ワン・ケノービ』(第3話まで配信中、毎週水曜午後4時に最新エピソード配信)。シリーズを代表する伝説的なキャラクター、ジェダイ・マスターのオビ=ワン・ケノービ(ユアン・マクレガー)を主人公に、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』での歴史的師弟対決と決着の“その後”を描く本作。

【動画】森川智之×浪川大輔の対談を同録

 予告動画では、「逃れられないぞオビ=ワン! あの方からは!」というせりふや、銀色に光る腕が見えたり、不気味な呼吸音が聞こえたり、ダークサイドに堕ちてダース・ベイダーとなったアナキン・スカイウォーカーを演じたヘイデン・クリステンセンの出演も明らかになっていることから、どのような物語が展開するのか、ファンの期待は高まるばかりだ。

 日本語吹替版でオビ=ワン・ケノービを演じる森川智之と、『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』と「シスの復讐」でアナキン・スカイウォーカーを演じた浪川大輔を直撃した。

――『オビ=ワン・ケノービ』について、今、言える範囲で話せることは?

【森川】そうですね、言える範囲ですと、予告編にも出ていましたが、オーウェン・ラーズ(演:ジョエル・エドガートン/ルーク・スカイウォーカーの育ての親。アナキンの義兄弟)や、シスの尋問官(ダース・ベイダーの手下)たちに追跡されているようなシーンもあったように、「シスの復讐」の後、こんなことがあったんだというところで、世界観がちゃんと息づいている。

映画のオープニングの「遠い昔、はるか彼方(かなた)の銀河系で…。」というテロップからの話が脈々とつながっている、というところは皆さんも感じて、楽しんでもらえるとうれしいな、と思います。言いたいことはいっぱいあるんですが、言えないんです!

【浪川】僕もまだ全然わからないのですが、オビ=ワンが主人公なわけですから、「シスの復讐」の後、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』でオビ=ワンが登場するまでどれだけ我慢していたのか、アナキンがダークサイドに堕ちてしまったことへの罪悪感との葛藤がどれぐらい描かれるのか、すごく気になります。

「スター・ウォーズ」は、いろんなキャラクターが出てきて、一つの物語としてどんどん進んでいくものだと思うんですけど、オビ=ワンを頂点に描くということは、人間の業に迫るようなドラマが観られたらうれしいなと期待しつつ、皆さんと一緒に楽しんでいきたいな、と思っています。

――答えづらい中、ありがとうございます。森川さんは『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』『クローンの攻撃』『シスの復讐』と新三部作のオビ=ワンを、浪川さんは『クローンの攻撃』からアナキンの吹替を担当されていましたが、当時のことで印象に残っていることは?

【森川】収録がすごく細かくて、僕のキャリアとしても、業界的にも、「そんなに細かく丁寧に録るんだ!」というぐらいの収録をしてました。本国から監修としてスタッフの方が来日して、細かくチェックするということが当時はあまりなかったというか、いまは普通になりましたけど、『ファントム・メナス』が最初だったんじゃないか、と思うくらいこまかかったんです。

【浪川】森川さんおっしゃる通りで、僕も「こんなにこだわるんだ」って思った記憶があります。僕は『クローンの攻撃』からでしたけど、それでも試行錯誤している感じがあって、どういうふうに録ったら「スター・ウォーズ」の世界観にフィットするか、ピンマイクをつけてみたり、ガンマイクで録ってみたり、ルーカスフィルムから来た方がすごく丁寧で、苦労しました。収録が終わって、ルーカスフィルムの人と食事に行ったんですが、ウォッカと日本酒を同時に飲んでいて、さすがだなと思いました。やっぱりハリウッドだなって。

【森川】ウォッカと日本酒を同時に飲んでた!?

【浪川】はい。その方は「おいしい、おいしい」って。そんな飲み方もあるんだなって思いながら見てました(笑)。食事は楽しかったんですけど、収録の時はもう、指導がすごかったです。声のトーンとか、ここの1文字だけもうちょっと低くとか、そういうレベルの指導が。森川さんはどうでした?

【森川】僕は、そういうのはあんまりなかった。

【浪川】さすがですね。

【森川】日本側のスタッフが喜んでました。今日は家に帰れるって。

【浪川】僕は、何日かかったかわからないぐらいでした。

【森川】そういう話は聞いていて、明日は我が身だなと思っていました。日本語と英語のリップシンク、とくに最後の母音の口の形にこだわっていましたね。

【浪川】英語で「No(ノー)!」と叫んでいる場面で、吹替用のせりふが「ダメだー」となっていたら、「ノー」は「オ」で、「ダメだ」は「ア」の口で終わることになるからNGとなって、「やめろー」に変えたみたいなことがありました。そういった理由で1行も録れず終わった人がいた、という噂も耳に入ってきて。僕は1行も録れずに終わることはなかったですけど、2、3シーンしか進まなかった日はありました。

【森川】それぐらい大変だったんですよ。でも、生みの苦しみじゃないけれど、吹替版を皆さんに観ていただいて、20年経った今も楽しんでもらえているというのは、あの時の苦労も浮かばれるというかね、大変だったけどやれてよかったです。

――今のお話を伺って、改めてまたエピソード1から3を吹替版で観たくなりました。「スター・ウォーズ」は世界中にファンがいて、有名なせりふ「May the Force be with you」が「Good luck」のような意味合い(日本語で「幸運を祈る」)で使われるなど、ひとつの文化を形成していると思うのですが、日常生活の中で「スター・ウォーズ」の影響を感じることはありますか?

【浪川】「スター・ウォーズ」の影響を感じることいっぱいありますよね?

【森川】常に、世の中に“光”と“影”があるってことが…

【浪川】そこから「スター・ウォーズ」の影響なんですね。

【森川】人間には必ず弱い部分があって、でもそれに負けないように人として自分をしっかり持たないといけないけれど、闇に堕ちてしまう人もいるわけじゃないですか。

【浪川】それも「スター・ウォーズ」の影響? 全部じゃないですか!

【森川】全部、全部。地球に住んでいる以上は、フォースの力を感じながら生きている。

【浪川】そこも? 木が芽吹くのもフォースの力!

【森川】そうそう、フォースを感じます。

【浪川】文化的に感じる、ではなく全てでしたね。全部「スター・ウォーズ」。

【森川】全部ですよ。

【浪川】光と影があるならば、闇があるならば、それはもう全部「スター・ウォーズ」のせいです。

【森川】「スター・ウォーズ」のせいっていうか(笑)。

【浪川】森川さんが言うと説得力があります。

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