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NHK、ドラマ脚本開発に特化した「WDR プロジェクト」発足へ 学歴・年齢不問メンバー募集

NHKで新たに世界を席巻するドラマを作る「WDR プロジェクト」が発足への画像

NHKで新たに世界を席巻するドラマを作る「WDR プロジェクト」が発足へ

 NHKは1日、脚本開発に特化したチーム「WDR Writers’ Development Room」を立ち上げることを発表した。現時点で映像化・放送することが確約されているわけではないが、シリーズドラマとして放送することを目指して執筆活動に励んでくれる新たな才能を募集する。

【画像】プロジェクトの代表・保坂慶太氏が参加している大河ドラマ『鎌倉殿の13人』

 応募資格は、2022年10月から23年5月まで、週1・2回の会議に参加して脚本を提出し続けることが可能な人。学歴・年齢不問。ドラマ業界ですでに仕事をしている人はもちろん、漫画・コント・小説・演劇・映画・アニメ・ゲームなどの分野で物語を作ってきた人、あるいは、経験はなくても物語を作ることを生業にしたい人であれば応募は可能。最大10人をメンバーとして選抜する予定だ。 

 WDRのメンバーとなった人は、自分の企画で「パイロット脚本(シリーズドラマの第1話)」を執筆していくことになる。一方で、構想段階からほかのメンバーと物語の内容を共有し、お互いにアイディアを提供する 「ブレスト会議」も参加してもらう。

 海外ではシリーズドラマを制作する際、複数の脚本家が「ライターズルーム」という場に集い、共同執筆することが一般的だが、「ブレスト会議」はこの「ライターズルーム」にならったもの。例えば、構成を考えることが得意な人が、せりふを書くことを得意とする人とコラボレーションしたり、展開に行き詰った時、一緒に悩み、考え、アドバイスをくれたりするかもしれない。もちろん、意見を取り入れるかどうかの最終的な判断は執筆者に委ねられるが、才能を掛け合わせることで、完成度のより高い物語を開発することが、WDRの目指す形だ。

 それぞれにオリジナルの企画で「パイロット脚本」の完成させ、来年5月頃にNHK局内の提案会議でプレゼンを行う。企画が採択され、放送が決定した際には、発案者のメンバーを中心に、第2話以降の脚本を開発していくことになる。

 このプロジェクトの代表を務めるディレクター・保坂慶太氏(メディア総局・第3制作センタ-(ドラマ))は、「『世界を席巻するシリーズドラマを作る。』このプロジェクトが抱く野望です。莫大な予算を使って撮影に臨む、ということではありません。WDR は、ドラマの根幹である『企画と脚本』に資するプロジェクトです」「イッキ見したくなるほど夢中になる、そんなシリーズドラマの脚本開発を目指します」と、趣旨を伝える。

 保坂氏は、2007年NHKに入局後、大河ドラマ『真田丸』『鎌倉殿の13人』、連続テレビ小説『まんぷく』、よるドラ『だから私は推しました』などの演出を担当。19年には、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)でシリーズドラマの脚本執筆コースを履修・修了した経験を生かし、「海外のライターズルーム」のようなシステムを取り入れた、「従来とは異なるスキームで脚本開発することに挑戦します」と、このプロジェクトをリードする。

 その背景には、「世界中の優れた新作ドラマが毎日のように届く中、私たちはドラマの開発方法を見直し、変革する必要に迫られています」と、危機感をあらわにする。

 メンバー募集にあたり、「ドラマの脚本を書いたことがなくても構いません。例えば、漫画家・コント作家・構成作家・コピーライターの方も大歓迎です。物語を書くことを生業にしたい学生や社会人の応募も待っています。ストーリーテラーとしての皆さんの強みを、課題脚本を通じて是非教えてください」と、意慾ある人の応募を広く呼びかけ、「なるべく間口を広げて才能を発掘し、選抜メンバーがコラボレーションする場を設けます。『チーム』で物語の強度を高めることが、WDRの狙いです」と語っている。

 応募は、6月下旬からホームページ(https://www.nhk.or.jp/wdr)で受付開始予定。締め切りは、7月31日。応募には、課題脚本の提出が必要となり、詳細はホームページにて要確認。

 応募締め切り後のスケジュールとしては、8月に1次選考・合否連絡、9月に2次選考・面談/課題脚本リライト、必要に応じて3次選考を経て10月に選抜メンバーの発表、活動開始。来年5月に活動を終了し、企画採択された場合、5月以降シリーズ開発に入る(一部メンバーのみ)。

大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の演出陣に入っており、
これまで上総広常の壮絶な最期を重厚に描いた第15回「足固めの儀式」や、
源義経の鮮烈な去り際を印象づけた第20回「帰ってきた義経」など、話題の回の演出を担当してきました

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