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「この見た目だから…」可愛いを追求する美女男子、暴言浴びた学生時代と「4度見される」公衆トイレ問題

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20歳になった今「10代よりもさらに自分らしく生きられている」と話すぎんしゃむ。(@gin__sym)

 ジェンダーレスアイドルとして活動する“ぎんしゃむ”。3年前、高校生時代に投稿したメイク顔の自撮り写真が話題となり「可愛すぎる男子高校生」として注目を集めた彼が、当時、周囲から辛辣な言葉を投げかけられていたことを激白。その時の対処法と、可愛すぎる見た目で困ること、近年のLGBTQに対する想いを聞いた。

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■「陰口に落ち込んだらダメ、自己肯定感を失ってしまう」

――10代の頃から“可愛い”を追求していて、自分の思うように生きている姿が印象的ですが、どのような学生時代でしたか?

「悩んだことはあんまりないですね。もちろん、この見た目だから嫌なことを言われることはありました。高校に入った当初、廊下ですれ違いざまに『きもっ』とか、『死ねっ』って言われたり。でも、『え~、怖~!ドラマみたい!』って受け流していましたね」

――メイク顔で男子生徒の制服だと目立っていたと思います。それに反応する子たちが多かったんですね。

「そうですね。でも自分的にはそこが「凄いやろ。自分が一番可愛いしな!」って思ってて。全然気にしてなかったです」

――傷つくことを言われても、気にしないようにしていた?

「気にしないようにというか、いつも通り振る舞っていました。『きもっ』って言ってきた女の子とも、高校2年生で同じクラスの隣の席になったんですよ。自分は楽しいことが大好きなので、授業中も明るくやっていたら、『おもろいやん!』って言われて、結果、ものすごく気に入られて(笑)」

――発言を受け止めすぎてへこんだり、落ち込みすぎないほうがいいのかもしれないですね。

「そう思います。へこんじゃうと余計につっかかってくるし、自己肯定感を失ってしまうので」

――SNSで人気な分、アンチコメントもあると思いますが、それも気にならないですか?

「あんまり気にならないです。本当にそう思う人もいるだろうし、わざわざ伝えてくるのも、『何か悪いことがあったのかな? ストレスたまってるのかな?』と思う。メンタルがダイヤモンドすぎて、ちょっとしたことでは傷つかないんです(笑)。それよりも容姿を褒めてくれる人や、ジェンダーレスの存在を認めてくれる方が圧倒的に多い。そのおかげで、気にならないっていうのもあります」

「特別扱いは求めていない」ジェンダーレスへの想い

――メンタルでは悩み知らず…では日常生活で困ることはありますか?

「男子トイレに入ると、よく二度見、三度見、四度見ぐらいされます(笑)。鏡越しにガン見されることも。あと、入ってきた方が、間違えたと思って、外の男女の標識を確認しに戻ることもあります。でも、可愛い服装やメイクはしてるけど、心は男なんで女性トイレには入れないし…。でも、それぐらいで、そんなに困ることはないですね」

――服や下着の購入とかは…

「服はほとんど通販ですね。ほんまインドアだから。下着は買いにいくと『彼氏にプレゼントですか~?』って言われることが多いんですけど、人見知りやから『あ、はい…』って下向いたままササっと買う(笑)」

――人見知りには全然見えません!

「毒舌だしおしゃべりだけど、それは知っている人の間とお仕事の時だけ。お店とか苦手なんですよ。全く知らない人だと恥ずかしい」

――ジェンダーレス系男子として近年のLGBTQへの世間の反応をどう感じていますか?

「最近は公表する人も増えたし、過ごしやすくなっているのかなと思います。周りにも結構いますけど、「セクシャリティーって本当に人それぞれで、分からないよね」って話をよくします。たとえば自分はかわいくなりたいだけで、女の子になりたいわけではないし。人間本当に多種多様だから、わざわざLGBTQっていう枠に当てはめようとする必要もないのかなって感じることも多いです」

――確かに、かえって差別感を感じるという意見もありますよね。

「そうなんですよ。友だちともよく話すんですけど、受け入れようっていうことがむしろ逆効果な場合もあって。わざわざ口に出したりニュースにすることで、余計“特殊な存在”みたいな感じがしちゃって。特別扱いは求めていなくて、普通に過ごせたらなと思います。自分もいつかはメイクもやめて髪の毛を切る日がくると思うけど、いつまでも自分らしく生きていたいですね」

(取材・文/辻内史佳)

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