プレゼント・クーポンPRESENT COUPON

フェリアSNSSOCIAL

芸能・エンタメ

Awich、夫と死別したどん底から抜け出した父の言葉 14歳愛娘は“親子逆転”の関係を告白

『MUSIC BLOOD』でこれまでの葛藤を打ち明けたAwich(C)日本テレビの画像

『MUSIC BLOOD』でこれまでの葛藤を打ち明けたAwich(C)日本テレビ

 沖縄出身のラッパー・Awich(エイウィッチ、35)が、6日放送の日本テレビ系音楽番組『MUSIC BLOOD』(後11:15~)に出演し、ラッパーになるまでの道のり、夫との死別、14歳の愛娘との親子関係まで幅広く語った。放送には入り切らなかったシーンも含めてレポートする。

【写真】めったにTV出演しないJP THE WAVY、YZERRとコラボ

 強烈なリリック、唯一無二のラップスキルを持つHIPHOP界のクイーンは、3月に日本武道館単独公演を成功させたばかり。Awichの言葉が世の女性たちに刺さり、“女性があこがれるアーティスト”となっているが、番組スタッフも影響を受けているひとり。「Awichさんが女性の強さや賢さを世間に代弁してくれている、というか女性に生まれてよかったと思わせてくれるんです!」と魅力を熱弁した。

 スタジオには愛娘・トヨミさんも登場し、ふだんのAwichは「子どもみたい」と明かす。娘の言葉にAwichは「逆に私にとってトヨミは親みたいなんです。私が子どもみたいに振る舞うと『ちゃんとしなさい!』って怒られる(笑)」と微笑ましい親子逆転の関係性を明かした。

 ライブでの親子共演を見ていたMCの千葉雄大は「2人のバランスがいいですね。あとステージがめちゃくちゃかっこよかった」と絶賛。Awichは「トヨミはスケジュールの都合で最後までリハーサルができなくてスタッフさんも心配していましたが、本番ではそんな不安も吹き飛ぶくらいしっかりやってくれて。本当に頼りになります」と信頼を寄せた。

 Awichの音楽的ルーツは出身の沖縄にあり、「小学生時代は沖縄アクターズスクールに憧れていましたが、親に反対をされて入れませんでした。ただその代わりというわけではないですが、米軍基地内にある英語教室に通っていました。中学生になるとアクターズスクールと並行して、沖縄出身の先輩アーティストであるCoccoさんに憧れを抱くようになりました」と振り返る。

 その後、14歳のときにアメリカの伝説のヒップホップアーティスト・2PACの作品と出会い、ラップの魅力に目覚めた。「この出会いが“私にもラップができるかも”と思わせてくれました。9歳から自分の気持ちを詞に書いていたので、14歳くらいになるとラップで表現できそうだなって思ったんです。当時書いていた詞は大人に対する不満や子どもはこうあるべき、女性はこうあるべきというルールみたいなものに対する思いを書いていました」と明かす。

 沖縄の風土も曲作りに大きな影響を与えたという。「戦争や平和に対する思いは常にありましたし、戦争があったという事実は変わらないと子どもながらに思っていました。今の環境に生まれたことを悲しんだりせず、この状況を利用して、どんなドアを開けられるだろうということを考えていました」。

 高校卒業後、ヒップホップと起業学を学ぶために留学したアメリカで人生が一変。現地でアメリカ人男性と学生結婚し、トヨミさんを出産。しかし結婚から3年後、最愛の夫が事件に巻き込まれて銃弾に倒れた。

 「とにかくショックで、精神的にも追い込まれて日々不安定な状態が続きました。娘には嘘はつきたくなかったので、真正面から向き合いました。よい方向に進むと信じて『お父さんは亡くなったんだよ』って伝えました。『痛いの?』って聞かれても、私にはわからないから、ちゃんと『わからない』と答えたり。ただ、当時も今も一つだけ言えることは、心の中にある(夫に対する)思いだけは変わらないということ。何日もかけて話したことで、少しずつ理解してくれました」と当時を振り返った。

 どん底から抜け出すきっかけになったのは、歌への想い。「書きためた詞がたくさんあったので、それを歌いたい、人に伝えたいと思ったんです。死にたいと思っていましたが、死んでもいいって思うなら歌を死ぬ気でやってみようって。あと、夫はいつも、けんかをしたときですら『歌うことを続けて』って言ってくれていたので、その言葉も背中を押してくれたのだと思います」

 さらに、もう一つのきっかけとなったのは父の言葉。「2年間くらいふさぎ込んでいたんですが、そのときに『沖縄の人はみんな大切な仲間や家族を失っているけど、前を向いて生きてきたんだぞ』って。それで目が覚めました」と語った。

 MCの田中圭と千葉はただただ話を聞き入るばかり。千葉は「Awichさんの言葉は本当に胸に染みる。だから僕はAwichさんの好きなんだな」と漏らした。

 Awichの“BLOOD SONG”は、自身の新アルバムの表題曲「Queendom」。「私のこれまでのストーリー、そしてこれからを表現している曲です」と説明する。もう一曲はラッパーのJP THE WAVY(ジェイピー ザ ウェイビー)とYZERR(ワイザー)とのコラボ曲「GILA GILA feat. JP THE WAVY, YZERR」。Awichは「2人はめったにテレビに出ないので、私は革命だと思っています。この曲を3人でテレビ披露するということは、私の中ではめちゃくちゃ大きな瞬間です。この曲を通じて、ヒップホップのカッコ良さが伝わるとうれしいです」とアピールした。

 縦型&短尺映像配信アプリ「smash.」で公開されるノーカット撮影のUNCUT映像では、3人が楽しそうに歌う姿を3台のカメラを使って収録。「本当にクラブやライブ会場にいるような感覚を味わえるので、ぜひチェックしてください。久しぶりに多くのカメラに接近して撮ってもらって、早く本格的なライブがやりたくなりました(笑)」と楽しんでいた。

ORICON NEWSは、オリコン株式会社から提供を受けています。著作権は同社に帰属しており、記事、写真などの無断転用を禁じます。

こちらの記事もどうぞ