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役所広司、完全無欠のサムライ姿 映画『峠 最後のサムライ』場面写真

役所広司主演、映画『峠 最後のサムライ』(6月17日公開) (C)2020『峠 最後のサムライ』製作委員会の画像

役所広司主演、映画『峠 最後のサムライ』(6月17日公開) (C)2020『峠 最後のサムライ』製作委員会

 歴史小説界の巨星・司馬遼太郎が、幕末の風雲児と呼ばれた、越後長岡藩家老・河井継之助(かわい・つぎのすけ)を描いた「峠」を役所広司主演で映画化した『峠 最後のサムライ』(6月17日公開)の場面写真が解禁された。

【画像】妻・おすが(松たか子)と仲睦まじく寄り添う場面なども

 慶応3年(1867年)、大政奉還。260年余りに及んだ徳川幕府は終焉を迎え、諸藩は東軍と西軍に二分していく。慶応4年、鳥羽・伏見の戦いを皮切りに戊辰戦争が勃発。越後の小藩、長岡藩の家老・河井継之助は、東軍・西軍いずれにも属さない、武装中立を目指す。戦うことが当たり前となっていた武士の時代、民の暮らしを守るために、戦争を避けようとしたのだ。だが、和平を願って臨んだ談判は決裂。継之助は徳川譜代の大名として義を貫き、西軍と砲火を交えるという決断を下す。妻を愛し、国を想い、戦の無い世を願った継之助の、最後の戦いが始まった…。

 解禁となったのは、役所演じる河井継之助の強い覚悟と熱い眼差しが印象的な場面写真の数々。 継之助が諸藩に先駆けて、いち早く取り入れた、当時最新鋭の兵器・ガトリング砲で敵軍に狙いを定める瞬間や、臣下の松蔵(永山絢斗)を従えて、戦火から逃げ惑う町民の間を往く馬上の姿を捉えたカットからは、本作の激動の展開を十分にうかがい知ることができる。

 長きにわたり数々の時代劇で卓越した演技を披露してきた役所らしい、凛とした佇まいと寸分の隙もない和装で藩主・牧野に接見する正座姿、開戦を迫る土佐藩・軍監、岩村精一郎(吉岡秀隆)に対し、故郷・長岡を守るべく幾度も和平交渉に臨む継之助の「背中」を捉えたショットや、「峠」の頂から故郷・長岡を遠く見つめる静謐さが際立つ写真からは、苛烈な運命を背負いながらも、リーダーとして決して未来をあきらめることのなかった継之助の強い思いが見て取れる。

 その一方で、柔和な表情を浮かべながら妻のおすが(松たか子)に寄り添う微笑ましい一幕も切り取られ、敵軍から策士として恐れられた完全無欠のサムライとしてだけではない、家庭人としての一面も感じることができる。

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