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日本の子ども・若者の幸福度、低いままでいいの? NHKで異例の特別編成 内村光良、岡村隆史、星野源らが出演

子どもや若者の幸せについて考える大型プロジェクト「君の声が聴きたい」5月6日、7日の2Daysメンバー(C)NHKの画像

子どもや若者の幸せについて考える大型プロジェクト「君の声が聴きたい」5月6日、7日の2Daysメンバー(C)NHK

 この5月、NHKで大規模に展開されるプロジェクト「君の声が聴きたい〜子どもに笑顔を 大人に気づきを〜」。子どもや若い世代の声を聴き、その声に向き合って制作した番組を6日から14日までの9日間にわたって放送する。子どもや若い世代の「テレビ離れ」が言われて久しく、「子どもや若者向けの番組は視聴率が取れない」と敬遠され、「うちには関係ない」と無関心を決めこむ声も聞こえてきそうだが、心のどこかで、将来を担う子どもや若い世代の声に向き合わないといけないと感じている人は意外といるのでは? プロジェクトの担当者の一人、岡本朋子チーフ・プロデューサーに狙いを聞いた。

【画像】グランドオープニングに星野源、YOASOBIが登場

 NHKでは2019年度「#もしかして…虐待を考えるキャンペーン」や21年度「#学びたいのに~いま、学びを守ろうキャンペーン」を行ってきたが、「なかなか視聴者の方に気づいてもらえない」という反省があったという。

 今回は、はじまりを告げる5月6日(金)、7日(土)の2日間、夜のゴールデン・プライムタイムを“ジャック”。ドキュメンタリーからバラエティー、コント、歌番組まで、さまざまなスペシャル番組をラインナップ。プロジェクトに賛同する内村光良、岡村隆史、上白石萌音、滝沢カレン、神尾楓珠、チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)などの出演者の協力も得た。

 「多くの方に支持をされている人気者の力を借りるっていうのはすごく大事なのかなと思いました。特に今回は子どもから大人まで見てもらいたいので、幅広い世代をつなぐことのできる内村光良さんがプロジェクトのキャプテンとして力を貸してくださるのは非常に心強いと思っています」

 6日のグランドオープニング『声、ひらく未来』(後7:30~8:00)では、星野源とYOASOBIによるスペシャルパフォーマンスも予定されている。それぞれの楽曲を特別な場所で歌唱し、最後に星野の名曲「SUN」を星野とYOASOBIでコラボレーション。「SUN」のサビのフレーズ、“君の声を聞かせて”という歌詞で、このプロジェクトのメッセージを発信する。

 “子どもや若い世代の声に耳を傾ける”このプロジェクトが立ち上がった背景には、「2020年のユニセフの調査で、日本の子ども・若者の精神的幸福度が先進38ヶ国中、37位という結果でした。日本の若者たちが本当に幸せを感じられていないとしたら、それはどうしてなのか? まず、子ども・若者のリアルな声を聴くことからはじめようと思ったんです」。

 このプロジェクトでは、全国1万人の若い世代に、“かなえたい願い”や“大人や社会に願うこと”をたずねる大規模アンケートを実施。その結果は、7日放送のNHKスペシャル『君の声が聴きたい ~若者が願う 幸せのカタチ』(後7:30〜8:35)で詳しく放送される。実は、アンケートの結果、ダントツで多かった“願い”が、「お金がほしい」。それは、「豪邸に住みたいとか、高級車に乗りたいからお金が欲しいという声はほとんどなくて、お金の心配をせずに安心して暮らしたいという、切実なものばかりでした」。

 番組では、今の若い世代が何を幸せと感じるのか、幸福度を低くしている要因は何か、寄せられた一つひとつの声を聞いて、一人の大人としてできることを考えていく。

■大人がどうあるべきか気づくきっかけに

 「このプロジェクトは、“子どもに笑顔を 大人に気づきを”をキャッチフレーズにしてるのですが、アンケートの中で、『大人が幸せになってください』と書いていた子がいて、本当にそうだな、と気づかされました。子どもを生きづらくしているのは、大人の生きづらさのせいでもある。子どもは本当に大人のことをよく見ていますね。日本の子どもの幸福度が低いという問題を解決するためには、大人が幸せにならいといけない。私たち大人がどうあるべきか考えることにつながっていきます」

 特設サイトでも、「あなたの“願い”を聴かせてください!」と呼びかけたところ、「長文」が多いことに驚いているという。「すごく思いのこもった書き込みをしてくださってますね。 “聞いてください”という心の叫びが伝わってくるものが多い。聞いてくれるだけでもいいというか、本当に今、子どもや若い世代の声を受けとめる場がないんだな、というのをすごく感じます」。

 特設サイトに寄せられた“声”を、番組制作に生かしていくというのだが、「あなたの“願い”を聴かせてください!」と並んで募集していた「あなたの「推し曲」は?」は、7日に生放送する音楽特番『こえうた』(後10:55~11:40)に反映。滝沢カレンがMCを務め、“推し曲”のリクエストに、あっこゴリラ、内村光良、eill、神尾楓珠、チョコレートプラネット、松崎しげる、Little Black Dress(※50音順)らが生歌唱・生パフォーマンスで応えて、ジャックした2日間を締めくくる。

 「若者たちの声を募集するだけでなく、“聞いてくれたんだ”と思っていただけるところまで番組に落とし込む。“声を聞く”ということは、その存在を認めることだと思うんです。子どもたちの存在をそのまま認めることで、自己肯定感が高まり、元気づけることにつながる。実際にサイトに書き込んだことや、自分が思っていることと同じような投稿がテレビで紹介されるのを見て、こういうふうに反映されることもあるんだ、歌ってくれることもあるんだ、コントになるんだ、ということを楽しみながら感じていただきたい。テレビもこれからの在り方を模索しないといけない中で、このプロジェクトではテレビの可能性を一つ試すことができたのではないかと思っています」

 16年ぶりに復活する『真剣10代しゃべり場リターンズ!!』(6日 後10:45~11:28)や『チコちゃんに叱られる!君の声が聴きたいSP』(6日 後8:00~8:45)、『LIFE!春~君の声に捧げるコント~』(6日 後10:00~10:45)など、“子どもや若者の声を聴くぞ!”と肩ひじ張る必要もなく見て楽しめるスペシャル番組が目白押しの2日間。

 「子育て中の親御さんは、お子さんの気持ちを理解するヒントがあるかもしれません。まっすぐな目で世の中を捉える子どもたちの言葉には、より幸せな社会を創るためのヒントも必ずあると思います。子どもたちや若者を笑顔にしようと思って立ち上げたんですが、結果、大人も笑顔になれる。大型連休の最後に楽しんでいただき、8日から14日に放送する関連番組にも注目していただきたいです」

■特設サイト
https://www.nhk.or.jp/campaign/koe/kodomo/index.html#top

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