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『王女ピョンガン』ナ・イヌ、キム・ソヒョンとの“初キス”は「二人で自由に演じて作り上げた」【インタビュー】

時代劇ドラマ『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』に出演するナ・イヌの画像

時代劇ドラマ『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』に出演するナ・イヌ

 俳優のキム・ソヒョン、ナ・イヌがW主演する韓国時代劇ドラマ『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』のDVD-BOX2が、きょう4日にリリースされる。同作で心優しき武将タルを演じたナ・イヌのインタビューコメントが到着した。

【動画】胸キュン! 『王女ピョンガン』メイキング映像

 昨年の「韓国放送大賞」で240作品の中からドラマ部門「作品賞」を受賞した、壮大なスケールの時代劇。三国時代の高句麗を舞台に、記憶をなくして刺客カジンとして育った“戦う王女”ピョンガン(キム・ソヒョン)と、彼女を守る武将オン・ダル(ナ・イヌ)の運命的な純愛を描く。

 ナ・イヌにとっては、本作が初の主演作。『哲仁王后(原題)』で注目され、オン・ダル役に抜てきされた。「復しゅうなどせずに、バカとなって穏やかに生きろ」という亡き父の遺言を守り、ピョンガンへの一途な想い貫く姿には、視聴者から「ジュンバ(準備されたばか)」、「ホホバ(甘くないばか)」、「ゴディバ(高句麗のめっちゃばか)」などの愛称が寄せられた。

■力持ちで優しい武将オン・ダルを好演 「大義か愛か」選ぶなら迷わず「愛」

――オン・ダルという人物についてご紹介お願いします。

高句麗時代、馬鹿なふりをして生きていくことを選んだ青年です。このドラマでは彼の純愛と、そしてその愛によって派生された変化の過程を見せていくキャラクターです。

――モチーフになった昔話『ピョンガン姫と馬鹿オン・ダル』のピョンガンとオン・ダルは、ドラマのキャラクターとは異なります。ドラマのオン・ダルはどんな人物ですか?

台本の中のピョンガンはとても強い意志とリーダーシップを持った人物として描かれていました。それで、最初はこのピョンガンとオン・ダルの関係性がどうなっていくのかに注目してキャラクター分析をしました。意志が強いキャラクター同士だと、きっと何かがぶつかるからです。ところが、オン・ダルは意志が強いキャラクターではありますが、調和させる力も持っているキャラクターだと分かったのでそういう意味ではピョンガンと似たキャラクター同士の衝突、というのはないだろうと感じました。

――「大義か愛か」が重要なテーマですが、ナ・イヌさんにとって一番大切なものは?

ここは迷わず、愛ですね。なぜなら、大義の中にも結局、愛が入っているからです。目的や自分自身のために大義を成すこと、そして大義に向けて進めること。これは視点を変えると、そういう大儀というのは仕事に対する愛かもしれないですし、自分自身に対する愛かもしれませんよね。ですので、愛が先だと思います。

――怪力と武術の実力を兼ね備えたオン・ダルを演じるため、どんな準備をしましたか?

もともと武術を昔から習って身につけていました。力持ち、という部分を見せるためには、自分なりに工夫をしました。朝鮮時代のドラマではシンプルで無駄な動きのないアクションを披露しましたが、今回は力持ちという設定もあり、少し違うところをお見せしたかったです。それで、アクションシーンでは動きをより大きくして演じました。それに、刀もとても大きかったですね。一対三のチャンバラのシーンとかでも、とにかく動きを大きくして見せることを意識して演じました。

■アドリブで“頬っぺたつねり” 初キスシーンも細かい指示はなく…

――ピョンガン役のキム・ソヒョンさんとは撮影中にたくさんコミュニケーションを取られたかと思います。

地味な答えかも知れませんが、ピョンガンとオン・ダルのシナジーやケミストリーを作り出すための相談が一番多かったですね。そして、話し合った結果を監督にお見せして意見を聞くような作業を頻繁(ひんぱん)にしました。

(具体的に思い浮かぶものは?)

主に私が提案・相談を出しました。ネタバレになるかも知れないから話しづらいですけど、ソヒョンさんに迷惑をかけない範囲でアドリブを結構入れました。するとソヒョンさんもそれにこころよく合わせてくれました。例えばですが、今思い浮かぶのは、私がソヒョンさんの頬っぺたをつねったことです。台本には無かったですが、アドリブでそれをやったら、反応が良かったです。記憶に残るアドリブですね。

――初キスのシーンがとても可愛らしかったです。撮影エピソードや裏話を教えてください。

あのシーンでは監督から細かい指示はありませんでした。「君たちがやりたいようにやっていい」と任せてくださり、ソヒョンさんと相談して動作を決めたり、自由にアドリブを入れたりしながら演じました。

あのシーンは、ソヒョンさんからキスをしてくるシーンですが、私はオン・ダルというキャラクター的にキスには慣れていない演技をしました。監督の信頼のもと、私たち二人で自由に演じて作り上げたシーンですね。

(台本の内容よりアドリブがもっと多い?)

はい、そうです。

――ピョンガンとのシーンで一番記憶に残るシーンは?

ピョンガンとはずっと二人で一緒に事件を解決しますが、ネタバレになるので詳しくお話しできないですがあるポイントで初めて二人は別れることになります。オン・ダルがピョンガンに背を向けて、村に戻るシーンです。演じる時もすごく切なかったですが、そのシーンを画面で観た時は、思わず泣きそうになりました。愛するあまり、お互いが相手の重荷を自分が背負おうとして生じる葛藤(かっとう)なので本当に悲しかったです。

――印象に残っているシーンやセリフは?

たくさんありますが、お風呂シーンでピョンガンに言うセリフが一番記憶に残っています。「謝るな。君に行けと言われたら僕は行く、止まれと言われたら止まる」というセリフだったと思います…。この短い言葉にオン・ダルという人物の全てが集約している気がして、個人的にはとても心に残っています。

――撮影で苦労したこと、演技で工夫したことは?

後半、オン・ダルが4年後に髭を伸ばして登場するシーンです。感情を表現するシーンを一気に撮ったので、体力的にも大変でしたし、精神的にも辛かった記憶があります。

(感情移入のせい?)

はい、それもありますけど、オン・ダルという人物を責任をもってちゃんと表現しなきゃというプレッシャーと責任感も大きかったですね。

――もし違うキャラクターを演じられるなら、どのキャラクターを演じてみたいですか?

ピョンガンです。私は一人二役・三役を演じたことがないので、まずそこが興味深いです。さまざまな魅力的な姿を研究して演じてみたいと思います。役作りの作業がとても楽しそう…!

――ライバルキャラクターのコ・ゴン(イ・ジフン)とのシーンで一番印象深かったシーンは?

ネタバレになりますので詳しく説明しづらいですが…ドラマの後半でコ・ゴンとオン・ダルが戦うシーンですね。(韓国放送版では第17話)オン・ダルはちゃんと習ってはないけど戦場で鍛えてきてるので、コ・ゴンと対等に戦えました。でも、結果的に勝負をつけることができなかったんです。勝負がつかなかったからこそ記憶に残っているんだと思います。コ・ゴンはオン・ダルよりはるかに高い身分の男ですが、戦う時はそんなこと一切関係ないですよね。対等な二人になります。もし、勝負が決まっていたらどうだったんだろう…、と、今でも思うシーンです。

■キム・ソヒョンとは「すぐに仲良くなって楽しく撮影」 “ヒョン”イ・ジフンにも感謝

――キム・ソヒョンさんとの演技が好評でした。

ソヒョンさんに初めて会ったのは結構前で、ジムで運動をしているソヒョンさんとあいさつを交わしたことがあります。共演することになってお会いした時、なんと私を覚えてくれていました。見た目はもちろん初めて会った時と変わらなかったですが、行動や瞳から放つエネルギーがより強くなっている印象を受けました。ソヒョンさんは自分が人見知りする性格だと言いましたが、いざ共演したらすぐに仲良くなって楽しく撮影ができました。

――イ・ジフンさんとの共演はいかがでしたか?

ジフンさんはテレビや映画などによく出られている方なので、お会いする前まではきっと物静かで貫禄のある方だろうと想像しました。が、実際会ってみたら、面白くて、よく笑う優しい性格の方でした。

ジフンさんは私のことを昔から知っている後輩のようだとおっしゃって、すごく優しく接してくれました。そんなジフンさんが、私はただただ好きです(笑)

二人のシーンでリハをする時はセリフよりも「ヒョン(韓国語で兄貴)、私はこのシーンをこう思ってるけどどう思う?」と聞くとジフンさんもそのシーンに対する印象を話してくれて、それだけですぐに本番に入れるくらい、お互いとてもシーンに集中していました。その分、良いシナジーが出たのではないかと思います。

――ほかにとくに印象に残っている共演者は?

チン・ピル役のチャ・グァンスさんです。4~5年前ぐらいに連続ドラマで私の父役で共演しされました。今回のドラマでは、私と共演することを心から喜んでくださって、励ましの言葉や助言をたくさんしてくださいました。「撮影は大変だけど主演を楽しめ」という先輩の言葉がとても記憶に残っています。

――撮影現場のムードメーカーは?

チャ・グァンスさんですね。いつも活気あふれる雰囲気を作ってくださいました。いらっしゃらない時は、やはりソヒョンさんですね。ソヒョンさんが持つ明るいエネルギーのおかげで、私も良いエネルギーを出すことができました。ソヒョンさんがじゃなかったら、私もここまで気持ちよくやり遂げることができなかったと思うくらい感謝しています。

――撮影の合間、休憩時間には何をして時間を過ごしましたか?

休憩時間はとにかく寝ました。寝て、台本を覚えることの繰り返しでした。食事や寝る時間を削って台本の研究をするほど時間がない状況だったので、10分20分でも寝れるとすごく幸せでした。

(ご飯より睡眠?)

はい、少しでも休むことを選んでましたね。

■演技に対する考えに大きな変化 夢は変わらず「元気で幸せに暮らすこと」

――ご自身にはどんな変化がありましたか?

自分に制限をかけなくなったこと、ですかね。今回オン・ダルを演じながら、あれこれ自由に表現してみました。その表現についての判断は監督がしてくださいますし、駄目だと思ったらストップがかかりますし、なのでとにかく自由にやれることをやってみました。また、オン・ダルという人物に初めて接した時、断片的な要素だけだと少し表現しづらいかも知れないと思いました。彼の変化がよく見えなくなるんじゃないかなと。それでもっと大げさに表現したり、いろんな表現方法を試みてみました。

この作品のおかげで、演技に対する考えが大きく変わりました。もっと心に余裕を持って演じられるようになりました。自分にとっては大きな変化であり成長です。

――次の目標、かなえたい夢は?

この質問に対しての私の答えはいつも同じですが、元気で幸せに暮らすことが夢であり、目標です!

(そう思う理由は?)

健康で幸せな自分だからこそ周りの人々への思いやりが生まれると思うので…。例えば、サインをする時も、いつも元気でいてくださいと書きます。本当に心からそう願っているので…!

――日本のファンにメッセージを

こんにちは、ナ・イヌです。私が演じました作品『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』は、骨太な正統派時代劇としての重みもありながら、笑えるポイントもちりばめられている作品です。キャラクター一人ひとりの個性も強いので、そこに重点をおいて観ていただくとさらに面白いと思います。言葉では全部説明できないほど多様な魅力を持った作品ですので、みなさん応援よろしくお願いします! そして私のことも応援よろしくお願いします。『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』、お楽しみに!

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