後輩・瀬下豊に芸術をとアドバイスしたプラス・マイナス・岩橋良昌 (C)ORICON NewS inc.
お笑いコンビ、プラス・マイナスの岩橋良昌が28日、大阪・難波の「Laugh&Peace Art Gallery」で自身4度目となる個展『プラス ・マイナス岩橋の頭の中』の初日を迎え、取材会に出席した。
コロナ禍中に描いたという個性的な絵画32点を展示。劇場などの仕事が約1ヶ月なかった時期もあり、岩橋は「漫才師って安泰じゃないんだなと。僕は家族も子どもいるので」と振り返り、「(キャリアを)20年積み重ねても、相方が病気をしたら仕事を一気に失う」と実感したという。
そうした中で、小学生の頃に写生コンテストで最優秀賞をとったという絵の才能を発揮。過去に3度個展を開いており、今回は2020年以来となる。キリンなどの動物の絵や、抽象画などユーモラスな作品ばかりで、「子どものまま43歳のおじさんになった」と笑い、「僕の頭の中をしっかり考察して、僕に教えてほしい」と呼びかけた。
やってはいけないことをしてしまうクセの持ち主でもあり、絵の制作時には「(筆で)ザーッとやりたくなるので」と隣にもう1枚紙を並べて、気持ちを納得させた。岩橋は「(作品自体には)クセをぶつける境地まではまだいってない」と苦笑い。
また、不倫問題で活動休止中の1期後輩・天竺鼠の瀬下豊について、「家で過ごしているだろうし、絵を描いてほしい。芸術は集中できるし、気もまぎれる。煩悩がどっかへ行くかも」とアドバイスを送っていた。5月8日まで同所で開催。