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上原亜衣「ドラマに出演できなかったことも…」 クリーンな芸能界での性加害と健全化に向かうアダルト界への思い

6年ぶりに浅草ロック座に復帰する上原亜 (C)oricon ME inc.の画像

6年ぶりに浅草ロック座に復帰する上原亜 (C)oricon ME inc.

 人気セクシー女優としてトップを極め、引退後はインフルエンサー、経営者、投資家と充実したセカンドキャリアを送る上原亜衣。5月には6年ぶりに浅草・ロック座でストリップに復帰することが話題だ。昨今、芸能界の性加害が続々と発覚する一方で、AV業界はクリーン化に向かっている。それでも“元セクシー女優”という経歴が足かせとなることもあるのが現状だ。その肩書を武器に成功した1人として、後輩女優やセクシー女優志望者、そして世間に伝えたいことを聞いた。

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■「共演の方がNGだと」、地上波ドラマのオファーが流れる

──2016年にAV卒業、2019年にYouTuberとして表舞台に復帰していますが、空白の期間は何をされていたのですか?

【上原亜衣】ガチでニートをしてましたね(笑)。現役の頃からやってた投資で暮らしていて、旅行とか、あとは資格を取ったりしていました。そんな穏やかな日々を過ごしていたんですが、やっぱり私は何か目標に向かっていたいなと考えるようになり、その第一歩としてYouTubeを始めたんです。

──Twitter再開時にはトレンド入りするなど話題になりましたが、現役時代の名前を変えようと思ったことは?

【上原亜衣】それはなかったですね。表で活動していく上で、「上原亜衣」という名前は絶対に武器になると思っていたので。もちろん、経歴が足かせになることもあるかもしれないという想像はしてました。実際、YouTubeを始めた頃に地上波ドラマのオファーがあったんですが、共演の方がNGだということで話が流れてしまったことも。芸能界はクリーンなイメージを大事にされる業界だし、しょうがないのかなとは思いましたが。

──とはいえ、最近の芸能界では性加害の問題が表面化していますが。

【上原亜衣】芸能界とAV業界では、表に見えてるものと隠れてるものが逆転してるんだなと思いました。少なくとも私が知ってる範囲では、AV業界でそういう話を見聞きしたことがないですから。監督にとっても出演者にとっても“性”はお仕事なので、なんでしょう、あえて”加害”するようなことはないというか(苦笑)。もちろんAV業界にハラスメントがまったくないとは言わないですけど、性加害については本当に聞いたことがないですね。

──上原さんが引退した2016年以降、出演強要が社会問題になったことを機にAV業界が健全化に向かっていると聞きます。

【上原亜衣】そうですね。女優が嫌だと言ったら撮影後でもリリースできなかったり、契約書を交わす様子を録画するのがマストになったり、だいぶ変わりました。

──セクシー女優にとって、働きやすい環境に整備されつつあるのでしょうか?

【上原亜衣】売れている女優さんにとっては、昔から働きやすかったですよ。現場ではお姫さま扱いですし、もちろんお金も稼げますから。だけど、売れるのはほんの一握り。今は新人もどんどん入ってきますから、デビュー作が売れなかったら次の仕事はないです。デビュー作=卒業作品みたいな女優さんは本当に増えていますね。

──「女は脱げば稼げる」みたいなことを言う男性もたまにいますが…。

【上原亜衣】そこの誤解は解きたいですし、セクシー女優志望の子にもぜひ知っておいてほしいです。今はみんな可愛いですし、AVでも風俗でも「若くてルックスが良くて脱げる」だけでは稼げる世界ではなくなっています。

──それでもやはり高収入のイメージです。上原さんから見て、売れる女優さんの条件とは?

【上原亜衣】自己プロデュースのセンスと、ファンとの交流がマメで上手な子ですね。売れている女優さんにとっては居心地のいい業界ですし、10年以上活躍している方も増えています。ただ逆に言うと、「引退後に何をしたらいいかわからないから」と業界を続ける子も多いんですよね。

──引退後の不安として、どんな声を聞きますか?

【上原亜衣】一般の仕事に就くことは、なかなか厳しいみたいですね。「経歴がバレて職場に居づらくなった」という子もたくさん見てきました。今は、女優が希望すればリリースから5年後に配信・リリースを止められるルールもありますが、やっぱりデジタルタトゥーを完全に消すのは難しいですよね。

■「得られる武器も足かせもどっちも大きいなら、武器を生かしたほうがいい」

──経歴を武器にセカンドキャリアを築いている上原さんから、後輩やセクシー女優を目指す方にはどんなアドバイスをしたいですか?

【上原亜衣】元セクシー女優の可能性って、いっぱいあるはずなんですよ。たとえばアジア圏では日本のセクシー女優は大人気で、私もお仕事で台湾に行ったときは空港のお出迎えがすごかったです。現地では一般メディアからもたくさん取材を受けて、テレビCMや交通広告にも起用されました。日本とは違うステイタスで扱っていただけますし、海外進出もセカンドキャリアとしては大いにアリだと思います。

──上原さんは、コンセプトカフェやメンズ美容サロンの経営も始められました。

【上原亜衣】今はファンの方が支えてくださっていますが、ゆくゆくは店舗として愛されることを目指しています。経営者として成長することで、「元セクシー女優だってこんなことができるんだよ」という、後輩たちの希望になるのが今の目標ですね。裸になることで得られる武器も足かせもどっちも大きいなら、武器を生かしたほうがいいよね、ということをお伝えしたいです。

──6年ぶりに浅草ロック座への復帰を決めたのはなぜだったのですか?

【上原亜衣】ロック座の社長にたまたまお会いしたときに、コロナ禍で経営が大変だというお話を聞いたんです。ロック座には引退公演でとてもお世話になりましたし、私に何かできることはないかと。また、上原亜衣という名前で活動している以上は、2~3年に1回は話題を作りたいと考えているので、「20代最後のストリップ復帰」はちょうどいいタイミングだったんです。

──2016年の引退公演は連日満員だったそうですね。

【上原亜衣】最後だからと来てくださった方も多かったですし、今回の復帰には複雑な思いの方もいるとは思うんです。一方で「当時は学生だったから行けなかった」という方もいたり、引退後に私を知ってくださった方も増えているので、「初めてのストリップ」のきっかけになったらいいなと思っています。

──ストリップの魅力を教えてください。

【上原亜衣】ミュージカルとかショーに近い感じで、演出も照明もとにかく美しいんです。特に女性はハマる方が多くて、私の引退公演でも毎日通ってくれた女性がいました。業界外の女友だちもみんな「ストリップのイメージが変わった」って感動してくれましたね。裸で踊る=エロみたいに思ってる方もいるかもしれないですが、ぜひ一度は体験していただけたらうれしいです。

──今後はどんな展望をお持ちですか?

【上原亜衣】コロナでちょっと先延ばしにしているんですが、海外移住を視野に入れています。経営や投資、YouTubeといった今のお仕事はどこでもできますし、拠点を変えることでまた新しいことができるかもしれないなと。いずれにしても元セクシー女優という経歴は私の武器であって、これからもどんどん生かしていきたいです。

(文:児玉澄子)

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