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吉高由里子「大きな覚悟が必要」NHKドラマで大正時代の女性解放運動家・伊藤野枝役

NHK特集ドラマ『風よ あらしよ』主演を務める吉高由里子の画像

NHK特集ドラマ『風よ あらしよ』主演を務める吉高由里子

 女優の吉高由里子が、NHKN特集ドラマ『風よ あらしよ』(3月下旬/BS8K、秋/BSプレミアム、BS4K)に主演し、大正時代の女性解放運動家・伊藤野枝役を演じることが14日、発表された。

【写真】吉高由里子の元夫を演じる稲垣吾郎

 本作は吉川英治文学賞を受賞した村山由佳氏の評伝小説を原作に、向田邦子賞受賞の矢島弘一氏が脚本を担当。100年前、筆一本の力で、結婚制度や社会道徳に真正面から異議を申し立て、自由を守ろうと懸命に生きた一人の女性の“炎”を描く。

 吉高は「台本を見た瞬間、分厚さに驚き、読み終えると、見た目の分厚さの何倍もの重量が心に覆いかぶさってきて、自分の中に取り込んだ情報を紡ぐのに、しばらく動けませんでした。文字の一つ一つの意志がとても強く、この作品を撮影するなかでどれだけ揺さぶってくる日々がくるのかと、これは大きな覚悟が必要だと感じました」と振り返る。

 「大正時代、伊藤野枝という1人の女性が危険と恐怖に戦いながら、命懸けで現代に残してくれた叫びを令和に残すのが私の使命だと思って怯えながらも、頑張りますので見届けて頂けたら幸いです」と意気込みを語った。

 原作者の村山氏は「モニターに映し出された吉高由里子さんのうなじをひと目見るなり、鳥肌が立った。野枝だ、野枝がそこにいる…! 圧倒的な存在感と映像の持つ威力に息を呑んだ」と吉高を絶賛。「命を賭してでも『NO!』と声をあげることをやめなかった彼らが、現代を生きる私たちに何を突きつけてくるのか──ドラマ化を機にもう一度見きわめ、肚をくくり直したい」と覚悟を新たにした。

 共演は、大杉栄役に永山瑛太、平塚らいてう役に松下奈緒、辻潤役に稲垣吾郎。

【あらすじ】
今から100年前の大正時代、平塚らいてうは「元始、女性は太陽だった」と宣言を出し、男尊女卑の風潮が色濃い世の中に反旗を翻した。喝采した女性たちは社会に異を唱え始めた。
福岡の片田舎で育った伊藤野枝は、貧しい家を支えるための結婚を蹴り上京。自由を渇望し、あふれんばかりの情熱を武器にらいてうの青鞜社を支え、やがては時代の“若きアイコン”となっていく。
第一の夫、ダダイスト・辻潤との別れ、生涯のベターハーフとなる無政府主義者・大杉栄との出会い、波乱万丈の人生をさらに開花させようとしたやさきに関東大震災勃発。理不尽な暴力が彼女を襲う事となる…。

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