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桂文枝、『新婚さんいらっしゃい!』卒業を発表 3ヶ月のはずが50年続き「ありがたいの一言です」と涙

桂文枝『新婚さんいらっしゃい!』卒業を発表(C)ABCテレビの画像

桂文枝『新婚さんいらっしゃい!』卒業を発表(C)ABCテレビ

 上方落語家の桂文枝(78)が、今年3月末をもってABCテレビ・テレビ朝日系『新婚さんいらっしゃい!』(日曜 後12:55)の司会を卒業すると発表。7日、大阪市北区のABCテレビで行われた記者会見で、心境を明かした。

【写真】笑顔でイスコケを実演してみせた桂文枝

 「同一司会者によるトーク番組の最長放送」としてギネス世界記録にも認定された長寿番組。文枝は卒業を本格的に意識したのは、昨年7月16日の自身の78歳の誕生日だとし、「『新婚さん』といえば、基本は若いカップルが出てきて、皆さんもそれを楽しみにされている。それを78歳が聞いていくというのは、いかがなものかと思い出していたんですね」と振り返った。その上で「最近のカップルはマッチングアプリとかで知り合う方も多いんです。名前はもちろん知ってますけど、システムとかの話になったら、だんだん分かりにくくなってるという。また、これまで1万回ぐらいコケてきたらしんです。そうすると、新婚さんはすごく喜んでいただけるんですけど、最近はコケられなくなったなぁというか、無理しないでおこうと」と理由を明かした。

 今年の1月31日で51周年を迎える同番組だが、そもそもは当時のディレクターだった澤田隆治氏から、27歳で未婚だった文枝(当時・三枝)が「ABCには新婚カップルを呼ぶ番組がないんや。そこで、新婚カップルを呼んで、君のギャグの『いらっしゃい!』を使わせてくれないか、みたいな話があって」と誘われ、1月から3月までの期間限定で始まったという。文枝は「それが、もうちょっと、もうちょっと、ということで50年続きました。その澤田さんも昨年、お亡くなりになって、それもあって卒業させていただこうと思いました」と明かした。

 卒業の意志を同局に伝えたところ、「こころよく受け入れていただいて、晴れ晴れとした気持ちで、この春に卒業させていただくことになりました。50年も使っていただいて…」と涙で声を詰まらせ、「ありがたいの一言です」と感謝の言葉を口にした。

 残りの2ヶ月半については、「最後まで元気に、意識してコケたいと思います」と力強く宣言。また、そのトレードマークともいうべき“イスコケ”について「いつからやったか覚えてないんですけど、相手が素人さんなので、きつい言葉で突っ込むとかできないので、イスでコケたんですね」と回顧し、使用したイスについては「次の司会者の方が使いたいとおっしゃったら使っていただいたらいいと思いますし。いらないとおっしゃったら引きとって、家宝にして飾っておきたいと。まずは母の仏前に供えます」と笑わせた。

 アシスタントは現在の山瀬まみで七代目を数える。文枝はそれぞれに思いをめぐらしながら、中でも「同い年だった梓みちよさんは、彼女の方が断然ネームバリューがあったのに、助けていただき、世に出していただいた恩人だと思っています」と懐かしんだ。

 また、ここまで長く続けられたことに関して「毎回毎回、収録が終わった時に『こんなオモロイ新婚さん、連れてきてくれてありがとう』っていうんですが、また来週になると、それ以上におもしろい新婚さんに会うんですね。だから退屈しなかった。ディレクターさんたちが、おもしろい新婚さんを日本中を駆け巡って探していただいたから、ほんとに楽しくて続いたのだと思いますね」と、あらためてスタッフに感謝した。

 今後については「卒業させていただけるということで、体は元気なので、ほんとに落語一筋で頑張りたいと思います」と晴れやかな笑顔を見せた。

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