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一人の時間を持てるだけではない、パートナーと寝室を別にするメリット お互いの不満を冷却する糸口に

同棲する部屋を決める際に「寝室を別々にしよう」「俺らは絶対その方がうまくいく」と提案された投稿主さん(画像提供:@jisedai.fuufu)の画像

同棲する部屋を決める際に「寝室を別々にしよう」「俺らは絶対その方がうまくいく」と提案された投稿主さん(画像提供:@jisedai.fuufu)

 カップルや夫婦で一緒に住む部屋を選ぶとき、「ベットや寝室を別々にする」という選択をする人もよく見られるように。インスタグラムでは「部屋・寝室別、お金の管理別、食事の調理や洗濯などの家事も場合によって別」という“独立型”の生活スタイルを貫いている夫婦や、”一人の時間”を保つために部屋を分けているというカップルの実録漫画が反響を集めた。漫画を通して「こんな結婚生活もありなんだと、一緒に暮らすことを前向きにとらえてほしい」と話す投稿者さんに話を聞いた。

【漫画】「俺を信じて!」夫から寝室を別にする提案が…、2LDKの物件探しをスタート

■「結婚しても何かを我慢することなく好きに生きる」独立型の夫婦

 インスタグラムに夫婦漫画を投稿しているあやさん(@jisedai.fuufu)は、一般的な感覚とは異なる夫との日常を「私の夫はサイコパス」と題して投稿している。

 パートナーである夫のエピソードはどれもぶっ飛んだものばかり。新婚旅行で、あやさんが写っている旅行写真を見て「この表情、ウケるね。気持ち悪いよね」とボヤいたり、結婚後のデートではあやさんの支度に時間がかかっていることを理由に「時間になったから先に行ってるね。現地集合で!」と先に出ていってしまうことも…。
 
 男兄弟に囲まれずっと男子校で過ごしたというパートナーさんは、素直な優しさもきちんと伝えてくれる反面、さすがにその言葉はデリカシーに欠けると思う言葉も簡単に口に出してしまう。他者に対しては“サイコパス”と言われるほど、クールな対応を貫く。あやさんの性格とは、まったくの正反対なのだとか。

 はたして正反対の2人が、一緒に住めるのか。結婚前、パートナーさんから提示されたルールは「部屋・寝室は別」というものだった。同棲を始めたとき、お互いの生活リズム(帰宅、就寝、起床の時間)が異なるため、お互いの生活を干渉しあわないように『部屋・寝室は別で』と決めたという。

「お互い自分のペースで生活を送っていたので、自然と『洗濯や家事もそれぞれ自分のことは自分で好きなタイミングでやる』というルールになりました。それぞれ食事の時間、掃除・洗濯したいタイミングも異なるためです。お金の管理も基本的には別にしています。コロナ禍で働き方が変わりましたが『部屋と寝室は別』については変えていません。逆にこれがあったので、2人ともリモートワークになっても大きな問題なく働けています。

 メリットは、結婚しても何かを我慢することなく、より自由に好きなことして生活できていることです。デメリットは、2人の時間が確保しづらいこと。コロナ禍前は、お互い休みに自分の好きな予定を入れてしまい、2人の時間が確保できないこともありました。いまはお互い家にいる時間も増えたので、2人の時間が増え、以前より仲が深まったように感じています。働き方も、結婚生活だって 100人いたら100通りです。この夫婦のアカウントを通しては『こんな結婚生活もありなんだ』『男女真逆のタイプでも楽しく暮らせるのか』と、”結婚生活”に対して前向きに感じてもらえると嬉しいです」

■「別れることを前提としないこと」がパートナーと良好な関係を保つ秘訣

 彼氏との同棲生活をつづっている、くずゆさん(@_kuzuyu_)は『2LDK2人暮らし 寝室は別々って正直どう?』という漫画の中で、同棲生活で寝室を別々にして良かったポイントを挙げている。「”一人で過ごす時間を大切にしたい”という価値観が一致していたため、揉めることもなくすんなりと寝室を別にしようという話になりました」と経緯を話してくれた。

 くずゆさんカップルは、お互いに一人暮らしをしている期間が長かった(パートナーは6年、くずゆさんは9年の一人暮らし歴)。だからこそ「一人で好きなことができる快適さを失うことの方が、別々に寝る寂しさよりも恐ろしかったんだと思います(笑)」と振り返る。

「メリットは、やりたいことに集中できること。パートナーも私も在宅で仕事をしていますし、彼は配信ライブを見たり、私は絵を描いたりなど、休日も一人でやりたいことがそれぞれあります。そういうときに気を遣わずに集中できるのは助かっていますね。心配だったのは、自室に一人でいる時間が極端に多くなるかもしれないこと。喧嘩したときに自室に引きこもって話し合いをしなくなったり、スキンシップをしなくなったり、同棲している“カップル”ではなく、ルームシェアをしている“同居人”という感覚になったら寂しいというのは、2人とも心配していた点だったと思います」

 お互いに不満を貯め過ぎないために「相手を信頼して言いたいことを冷静に伝えることと、伝えられた方は(反論があっても)まずは相手の気持ちを受け止めることを、お互い意識して行うようにしています」と夫婦間での話し合いのルールも設けているという。

「最近は『名もなき家事』のことで言い争いになりました。洗い終わった食器を棚に戻すとか、ゴミを出した後のゴミ箱に袋をセットするとか…そういったことをパートナーはほとんどやらず、同棲して半年以上経ってもいつも私がやっていました。そういった家事量の不平等について、『ちゃんと伝えないとイライラが溜まってまずい』と、一度パートナーに不満を伝えることにしました。『あなたが習慣化できる方法を一緒に考えたい』と私が言うと、パートナーはちょっと不満そうではありましたが(笑)、受け止めてくれました。『名もなき家事』を付箋に書き出して可視化し、私とパートナーがやっているものを分けたところ、私の方に彼の数倍の付箋がついたので、「これじゃ不平等だね」と彼も納得してくれたということがありました」

 「言っても言ってもダメなのか…」と諦めかけた瞬間もあったが、相手に伝えること、一緒に解決方法を考えることは重要だと改めて感じた出来事だったという。

 パートナーと良好な関係を保つ秘訣は、寝室を一緒にするなどの形式ばったことではなく「別れることを前提としないこと」だとくずゆさんは話す。

「これからも一緒にいることを前提とすると考え方もポジティブになるので、問題が起こったときにどうやったらお互いのことを尊重し納得できる結論に至れるかを考えられるようになりました。2人は一つのチームという感覚で『パートナーと一緒に過ごすことで感じられる幸せ』を2人ともがゴールとしていれば、さまざまな問題も一緒に乗り越えられるのではないかなと思います」

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