プレゼント・クーポンPRESENT COUPON

フェリアSNSSOCIAL

その他

「食べるのがもったいない」の声も上がる“おにぎりアート”「あくまで楽しく食べるための工夫」

おにぎり劇場さん作「メンフクロウ」おにぎりの画像

おにぎり劇場さん作「メンフクロウ」おにぎり

 立体的なおにぎりアートで様々なモチーフに挑戦し、ツイッターに投稿している“おにぎり劇場”さん。「もったいなくて食べられない!」の声もある中、「写真を撮って鑑賞したらすぐ食べる」を掲げ、儚いアートに挑戦中だ。SNSから生まれたクリエイターとしても活躍中で、今月には著書『OH!ざわつくおにぎり』を出版した。具材をうまく使ったアート作品のこだわりと、SNSの可能性について聞いた。

【写真】「食べるのがもったいないほどのクオリティ!」22万いいねを集めた“猫の集会”など、おにぎり傑作選

■おにぎりアートは、レストランや料亭で見栄え良く料理を盛りつけるのと同じ感覚

――かわいいおにぎりをたくさん発信していますね。発信し始めたきっかけはどんなものだったのでしょうか?

おにぎり劇場さん おにぎりコンテストに出場したことがきっかけです。SNSでコンテストの存在を知り、気軽に参加できそうだなと思ったので応募しました。

――最初は息子さんにも不評だったと聞きました。どのような修練を重ねてレベルアップしたのでしょうか?

おにぎり劇場さん たくさんチャレンジした経験だと思います。さまざまなモチーフを作ることに挑戦していく中で、ご飯の性質と向き合ったり、素材や色、形など、たくさんの素材を試したりして、段々とコツや感覚をつかんでいったと思います。

――今の息子さんの現在の反応はいかがですか?

おにぎり劇場さん 良いものは褒めてくれますし、変だと思ったらズバリ的確に指摘してくれます。

――「おにぎりを握って写真を撮って鑑賞したらすぐ食べる」をプロフィールに掲げていますね。おにぎり劇場さんが躊躇なく食べることをきちんと発信する意味は大きいと感じています。

おにぎり劇場さん 事実を書いているだけ…ですね。おにぎりは食品ですので、当然、食べる前提で作っております。お弁当に工夫をこらして楽しく食べられるようにしたり、料亭で見栄え良く料理を盛りつけるのと同じ感覚で“おにぎりアート”として作っております。自分で必ず食べているということをお伝えすることで、“楽しく食べるための工夫”だということが伝わればいいかなと思っております。

■普通の主婦がクリエイターとして本も出版というSNSの可能性「誰もが可能性を掴める場所」

――モチーフを作っていくときの、具材へのこだわりはありますか?

おにぎり劇場さん “ご飯と一緒に食べて美味しいもの”から選んで使っています。その中からモチーフの色に近いもの、ご飯に貼りつくもの、垂れないもの、滑らないもの、イメージした形に加工できるか等を考え、条件に合う具材を使って作成しています。

――『OH!ざわつくおにぎり』を出版されましたね。こちらはどのような本になっていますか?

おにぎり劇場さん SNSやYouTubeで公表したものだけでなく、公表していないおにぎりや、SNSで募集した“フォロワーさんたちの愛猫さん”のおにぎりも登場します。また、おにぎりの歴史やうんちくなども掲載していて、日本人にとっておにぎりがどれだけ身近な存在か、だからこそこのようにアートとして発展させることができたのかと、わかって頂ける内容になっていると思います。

――もともとはSNSで発信しているひとりのママだったかと思うのですが、SNSを活用して仕事にもなっていく…SNSからうまれたクリエイターとして、SNSの可能性についてどのように感じていますか?

おにぎり劇場さん 本になるとは考えていませんでしたので、声をかけて頂きびっくりしました。SNSは、ひとつのおにぎりをアップすると、世界中の方々がリアルタイムで見てくださるのがわかるのが魅力ですよね。各国の方々からメッセージを頂いたり、それぞれの国のメディアで紹介していただいたり。時間も空間も超越できるのがSNSなので、誰もが無限大に可能性を掴める場所だと思っております。

――最初にバズった作品が飛躍になったかと思うのですが、そのころのご自身が、現在のように本の出版をするほどの人気の自分を見たらどう感じると思いますか?

おにぎり劇場さん 心折れることがあっても、自分がやりたいように続け、突き詰めていけば大丈夫なんだ、と励みになると思います。

――最後に、おにぎりアートをつくる楽しさを教えてください。

おにぎり劇場さん おにぎりアートを作ることで、まず作ろうとするモチーフに向き合い、それを形にするという挑戦、自分との闘いがあります。それを乗り越え、完成した時の喜びと安堵感、そしてそのあとのみんなの反応を想像して吉とでるか凶とでるか、などと思いに耽ったりするのが楽しいですね。おにぎりを世に出すと、想定外な沢山の方からメッセージを受け取ったり海外へも届いたりします。メッセージからクスッとしていただけていることがわかると、私も嬉しくなります。がんばって良かったと、大きな幸せを感じることができ、笑顔で過ごすことができます。そういったところが、おにぎりアートをつくる魅力なんじゃないかと思います。

ORICON NEWSは、オリコン株式会社から提供を受けています。著作権は同社に帰属しており、記事、写真などの無断転用を禁じます。

こちらの記事もどうぞ