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豊川悦司×中村倫也、『No Activity/本日も異状なし』インタビュー「すごく面白いドラマ」「早く続編がやりたい!」

『No Activity/本日も異状なし』(Prime Videoにて全6話配信中)で共演した豊川悦司、中村倫也 (C)ORICON NewS inc.の画像

『No Activity/本日も異状なし』(Prime Videoにて全6話配信中)で共演した豊川悦司、中村倫也 (C)ORICON NewS inc.

 Prime Videoでプライム会員向けに独占配信中の連続ドラマ『No Activity/本日も異状なし』は、1990年代からテレビドラマ・映画・CMなどで活躍し続ける俳優・豊川悦司が主演、ツイッターのトレンド常連ともいえる人気の中村倫也が共演するコメディドラマ。2人ともハマり役と評判だ。

【画像】そのほかの撮り下ろし写真や場面写真

豊川が演じるのは、ハッタリだらけの万年ヒラ刑事・時田信吾(ときた・しんご)。中村が演じるのは、人たらしで刺激を求める今時な新人刑事・椎名遊(しいな・あそぶ)。このバディが、麻薬捜査の張り込み中に巻き起こす、ありえないような騒動を描く。

 連続テレビ小説『半分、青い。』(2018年、NHK)でお茶の間を賑わせた2人でもある。「相方が中村倫也さんだったこともあり、とても楽しそうな企画で是非参加したいと思いました」と公言していた豊川は、中村の芝居も、人柄も、その存在自体がツボにはまっているようで、中村と一緒にインタビューを受けている最中もめちゃくちゃ楽しそうにしていた。

■朝ドラの時から「推し」だった

――「相方が中村倫也さん。是非参加したい」とコメントされた理由は?

【豊川】中村くんと最初に芝居したのがNHKの連続テレビ小説『半分、青い。』で、中村くんのお芝居がツボにはまっちゃって。あの作品の中で誰か1人選べと言われたら、絶対、中村くんが演じた“マアくん(朝井正人)”を推します。劇中ではあまり絡むシーンはなかったのですが、すごく印象に残っていました。この作品のお話をいただいて、台本読んだ時に、相方になる役者との掛け合いが肝になると直感して、中村くんに決まったと聞いて、それなら絶対大丈夫だと思いました。

――『半分、青い。』から本作で再共演するまでの間も、中村さんのことが気になっていたのですか?

【豊川】朝ドラの前もご活躍されていましたが、その後も、ますますいろいろな作品でお見かけして、どんだけ働いているの? 身体、大丈夫?って、ちょっと心配していたくらい精力的に仕事されていて、“すごいな~”と思っていました(笑)。だから今回、中村くんとご一緒できて本当に良かったです。

――中村さんはどうでしたか?

【中村】そもそもこの現場に入る前、僕のことを覚えているかな?と思っていました。この作品での初顔合わせの時に、「お久しぶりです。実は『半分、青い。』に僕も出ていました」と、あいさつしなきゃ、と思っていたぐらいでした。豊川さんといえばもう、僕が子どもだった頃からテレビで観ていた方なので。『半分、青い。』の時も、一緒のシーンはそんなになくて、せりふを交わすシーンもなかったので、今、“マアくん推し”だったと聞いて、おったまげ!(笑) すごくうれしいです。今日は、この後、おいしいビールが飲めます。お母さんにも報告しなきゃ(笑)。

――今回の撮影中、豊川さんが“マアくん推し”だったことは知らなかったんですね。

【中村】はい。もし、現場でそのことを聞いていたら、うれしくて、照れくさくて、ソワソワしちゃって、椎名じゃいられなくなっていたと思うから、今、聞けて良かったです。

■コメディは「鮮度が命」 信頼関係から生まれる絶妙な掛け合い

本作は、オーストラリアで大ヒットしたコメディドラマ『No Activity』を、お笑いコンビ・シソンヌのじろうが日本版に脚本化。刑事ドラマなのにほぼワンシチュエーションの設定で、どうしようもない会話だけで物語が進んでいく、日本では珍しい作品となっている。

――時田と椎名の掛け合いが絶妙で、現場ではどのように作っていったのですか?

【豊川】夜中、真っ暗な中で男二人が車の中にいて、ただただ他愛のない話をする。脚本を読んでいるだけで絵が浮かぶけれど、それをご覧になる方たちが「面白い」と思ってくれなきゃ全く意味がない。そのための芝居を誰とやるのか、というのは僕にとってはすごく重要なことで、それが中村くんだったので、安心して身を任せられた。特に何かしなくても、時田と椎名の関係性になれると思いました。

【中村】生意気ですけど、豊川さんの時田がいるだけで完成していたと思います(笑)。僕の仕事はそこにちょっかいをかけて、時田の言動を引き出す、ある種の猛獣使いみたいな役割だったので、僕自身が椎名として楽しめれば大丈夫だと思ってました。豊川さんに全幅の信頼を寄せて、現場ではずっとニヤニヤしてました。

【豊川】現場でああしよう、こうしようといった話も一切しなかったよね。

【中村】これもちょっと生意気ですけど、豊川さんがやろうとしている芝居の方向性が、自分と一致しているな、と思える瞬間が多々あって、やっててすごくうれしかったです。時田がこの間(ま)でくるなら、椎名はどういう間(ま)でいこうか、といったところでもいろいろ遊べたのは、やっぱり時田という人が、そこにまごうことなくいてくれたからだと思いますし、その前提としての役者同士の信頼関係があるからこそできることなのかな、と思っていました。だから、本当に楽しかったです。

【豊川】僕はこの作品は、気持ちが乗っているうちに、どんどん撮っていきたいな、と思っていたので、段取りとかテストとかも大事だけど、まずは本番撮っちゃおうよ、と現場のスタッフさんたちを急かしてしまったこともありました。駄目だったら撮り直しすればいいわけで、それよりも今、この瞬間の芝居を大事にしたいと思ってやっていました。

【中村】鮮度命ですよ、コメディは。

■「本日も異状なし」思わず確認したくなることは?

 本作には、2人のほかに、空気が読めずにマウンティングを取りたがる無線連絡室の指令官・里見美里を演じる木村佳乃、里見の部下で新人指令官の大平阿漓羅を演じる清野菜名、麻薬取引の運び屋でド変態な小悪党・諌山を演じる岸谷五朗、同じく麻薬取引に絡むサイコパスな犯罪ストーカー・一条を演じる岡山天音、麻薬取引の秘密を知ってしまい人質になってしまうSNS依存症の茉莉役の岸井ゆきのが出演。

 監督は、映画『ヒロイン失格』(15年)やメディアミックスで人気の『賭ケグルイ』実写シリーズ(ドラマ・映画)、若者を中心に大ヒットした『東京リベンジャーズ』(21年)でメガホンを取った英勉が務めた。

――タイトルにちなんで、「本日も異状なし」と確認してしまうルーティンはありますか?

【中村】僕は舞台あいさつにチャックを開けたまま出てしまったことがあって、それが2年くらい前に頻発したことあって、それ以来、「異状なし」と指差し確認するようになりました。男性だけでなく、女性の方も気をつけてくださいね(笑)。

【豊川】何年か前にぎっくり腰をやってから、気をつけていますが、何の拍子に起こるかわからないので、無事に一日を過ごせたら「本日も異状なし」って思いますね。

――最後に本作の感想やアピールしたいことをお願いします。

【豊川】すごく面白いドラマだと、シンプルに思います。1話30分があっという間ですし、おはなしの世界に引き込まれました。特に自分が出ていないところが楽しい(笑)。僕らはもちろん、ほかの出演者からも面白いものを作るぞ、という意気込みがすごく伝わってきて、ご覧になった方もハッピーな気持ちになれるドラマなんじゃないかなと思います。

【中村】僕はやっぱりチャーミングな役を演じている豊川さんが大好きだな、と再認識しました。そんな豊川さんとがっつりコンビを組んで、一つの作品を作れたってことを、同世代の俳優に自慢したいくらいです。早く続編がやりたいです。

――ありがとうございます。お二人ともお体大事にしてください!

【豊川】【中村】ありがとうございます。

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