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「YouTuberではない」手越祐也、再生数をあげつらう声への思いと音楽への信念「言われるうちが華」

独立して1年半、芸歴20年を迎える手越祐也の画像

独立して1年半、芸歴20年を迎える手越祐也

 手越祐也が独立し、新たな道を歩み始めてから1年半。芸能生活は20年にも及ぶ。そんな彼は先日、自身のTwitterで「後悔していない」と綴った。いまだ手越への風当たりは強く、最初のインパクトの強さもあり、YouTubeチャンネルの再生回数などについてあれこれ言われる機会も少なくない。「後悔していない」という言葉の真意、世間の声への考え、そして音楽への思いとは?

【写真】「一体、何した?」腕をがっちり掴まれ…連行される手越祐也

■「再生数を増やすよりも、歌い手としてステージで一番輝きたい」

――待望のアーティスト活動本格化、充実一途の2021年が終わろうとしています。そんななか、12月1日にはTwitterで改めて自身の活動について「後悔していない」と綴っていましたが、真意はどこに?

【手越祐也】独立してから新たに応援してくださった方は、今の僕の活動を理解してくださっていると思います。ただ、昔から応援してくれているファンは、テレビに出ている僕を見てきたので、そういう人たちから見ると、今の僕は心配なのかなと…。だから、そういう人たちに向けて、「後悔していないよ」と改めて伝えたかったんです。

――なるほど。

【手越祐也】でも人前に立つ人間としては、自分が表現したいものを「これわかってよ」というエゴの部分と、自分に期待されているものを見せることの両方を大切にする必要があると思っていて。その意味では、テレビに戻ることで喜んでくれる人がいるなら、そうしたいという思いもあります。ずっと応援してくださる人たちに恩返ししたいという思いは、ずっと持っているので。

――では、テレビでまた手越さんが見られる日が来ると期待してもいいんですね。

【手越祐也】はい。今まで、自分がやりたいと思ったことはほぼ実現してきていて。サッカー番組をやりたいと思ったら、冠番組持を持たせてもらえたり、ゲームの仕事をしたいと思ったら、配信番組をやらせてもらえたり。根拠はまったくないですが(笑)。

――順調な音楽活動の一方で、ネットやSNSなどではYouTubeについていろいろ言われることもあると思います。その辺はどう受け止めていますか?

【手越祐也】今の僕にとってのYouTubeは、自分が作った音楽やミュージックビデオをみんなに知ってもらうための大事なツールという認識です。YouTubeって視聴習慣が大切だから、本来なら再生回数を稼ぐために毎日動画をアップしたり、再生回数を稼げる企画を考えるのが普通だと思うんですよね。でも僕は、YouTuberではないんです。アーティストだと考えているので、再生数を増やすことを一番に考えるというよりも、やっぱり歌い手としてステージで一番輝きたい。

――たしかに、専業YouTuberだったら、その点を気にしてしまいますよね。

【手越祐也】独立当初は音楽活動の準備もできていなかったから、表現できるものがYouTubeしかなかった。だからこそ、いろいろなことをやっていましたが、今は音楽というもっとも大切なものがあるので。

――2021年はアーティストとして再出発した1年となりましたが、振り返ってみていかがでしたか?

【手越祐也】大変でしたが、メチャメチャ良い年でしたね。ファンの方が、僕が“1年間にやったことリスト”を作ってくれたのですが、それを見ていると、独立してから1年半しか経っていないのに、以前に比べて5年分の活動に匹敵するぐらいの仕事量だった気がします。それもこれも「手越と一緒にやりたい」と声をかけてくださる人がいたからだと思ってます。本当に充実した1年だったし、たくさんの大きな出会いもありました。人間の一生なんて限られているから、死ぬまでに一つでも多くのことをやり遂げたい。次に生まれ変わったときも、またこの人生を過ごしたいと思えるように…という意味では、本当に充実した良い1年でした。

――なかでも一番印象に残っている出来事は?

【手越祐也】やっぱり、東名阪ツアーですね。グループとは違い、一人でステージを守り抜いていかなければならない。さらに照明や音響、演出、グッズの確認まで全部携わるのは、相当大変な作業でした。かなり不安もあったのですが、しっかり最後まで完走できたツアーだったので、ソローアーティストとして手応えをつかめたという意味では、非常に大きかったです。

――最新配信シングルは「モガケ!」というタイトルですが、手越さん自身も独立後はもがいていた?

【手越祐也】独立したときは何も準備していなかったので、最初のレコーディングなんて、ハモラインや歌のチェックなども全部自分でやっていて。本当にやることが多くて、音楽をやりたくてもじっくりとやれる環境ではなかった。まさにもがいていました。

――今は変った?

【手越祐也】はい。今は信頼できる仲間と出会い、素晴らしい活動ができているので、全然もがいていません(笑)。ただ、ボーカリストも人間なので、気分的に上がるときもあれば、落ちるときもある。「モガケ!」みたいな曲って、自分に余裕があるときは聴いてくれるみんなのために歌えて、背中を押せるんです。でも自分が落ちているときは、やっぱり自分のために歌う。そういう両面が感じられる曲だと思います。

――グループにいた頃の手越さんは、もがいていたんでしょうか?

【手越祐也】そのときも「安定なんていらない」と思っていたので(笑)、そのスタンスは今と変わっていません。ただ当時は、周囲がオートマチックに動いてくれていたので、自分は決められた枠組みの中で高得点を取ることに注力していました。今は完全マニュアルなので、もがき方が全然違いますよね。

――そんな「モガケ!」も収録された、ニューアルバム『NEW FRONTIER』(12/22発売)が発売されます。

【手越祐也】僕自身を俯瞰で見たとき、一番の強みは、オールジャンル歌えるボーカリストだということだと思っています。それを生かして、アルバムではいろいろなジャンルの曲を歌いました。コロナ禍の約2年間、音楽業界もストップすることが多かったのですが、一方で、なにかできることをやろうという動きも出てきている。2022年、人間はコロナウイルスに打ち勝つのか、はたまた共存していくのかはわかりませんが、できることをみんなで協力し合って、新たな新境地にたどり着く…そんなワクワクを込めた作品になっていると思います。

――向かうところ敵なしのように感じられますが。

【手越祐也】まだまだ、いろいろ言われることも多いです。でも、言われるうちが華という風にも思っているんですよね。たとえマイナスな内容の記事だとしても、書いてもらえるだけありがたいというのは本心でもあります。だって、ニュースバリューがないと思われたら、批判すら書かれないじゃないですか。それって、実はメチャメチャ寂しいですよね。そもそも昔からいろいろ書かれてきて、「モテるからしょうがないじゃん」って笑い飛ばしてきたタイプなので(笑)。どんなことでも記事にしてくださるのはありがたいです。

(文:磯部正和)

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