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ハードオフ店長のジャンク品演奏が話題 「人知れずはじめたことが、会社公式に」YouTube活動への想い

演奏と歌、動画編集まで一人でこなすハードオフ店長の永田さんの画像

演奏と歌、動画編集まで一人でこなすハードオフ店長の永田さん

 「ハードオフ」店長が、店舗に並ぶ“ジャンク品”を駆使し、たった一人で人気曲をカバーするYouTubeチャンネル「永田 ハードオフ久留米国分店」。これまで、X JAPAN「紅」、GLAY「HOWEVER」、YOASOBI「夜を駆ける」など数々の楽曲を再現してきた。「ツマミが効かないギター」、「破れドラム」に、「跳ねないバスケットボール」…など、なんでも“弾きこなす”姿に「発想が天才」「センスがある」と多くの称賛の声が寄せられる「ハードオフ久留米国分店」の統括店長・永田さん。その正体と、ジャンク品の魅力や動画の反響について話を聞いた。

【動画】閉店後のハードオフでライブ!? ジャンク品楽器を駆使した演奏に「クオリティ高っ!」「発想が天才」

■人知れず始めた活動が公式認定、「普通の店では起こり得ない」PR効果も実感

 永田さんは、「ハードオフゆめモール筑後店」に勤務中の2017年に同チャンネルを開設。135万回再生の「ハードオフのジャンク品(一部壊れたもの)を使ってX JAPANの紅を演奏」などジャンク品演奏で注目を浴びた。その後、「久留米国分店」への異動により1年半ほどYouTube活動は休止していたが、今年8月に活動を再開させている。

――以前、YouTube内で活動のきっかけを「開店直後の店舗知名度を広めるため、そして『ジャンク品は壊れていてもまだ使える』ということをアピールするため」とお話されていました。勤務店舗異動により活動を休止されていましたが、再開のきっかけは?

【永田店長】YouTubeチャンネルの活動をきっかけに、ハードオフの「公式アンバサダー」に就任したことと、「再開してほしい!」というコメントがかなり来ていたことがきっかけです。

――ELTの伊藤一朗さんも就任する7名の「公式アンバサダー」の1人に選ばれていますね。

【永田店長】ハードオフの中では少しだけ知名度があったので、公式に選んでいただきました。人知れず始めたことだったので、会社に認められて大喜びしました。やっていることはさほど変わっていませんが、今までよりももっとたくさんの方々にハードオフを知ってもらいたいという気持ちです。

――演奏だけでなく、歌と動画撮影・編集まで一人でこなしているとのこと。かなり大変な作業だと思いますが、大事にしていることを教えてください。

【永田店長】「自分がやりたいことをやる!」という点です(笑)。もちろんハードオフとしてやっている以上、ルールやモラルは守っていますが、好きなことをやれているのがモチベーションに繋がっています。それを尊重してくれる本部様には感謝してもしきれないですね。

――コメント欄を見ていると、実際に店舗に訪れる永田さんのファンもいます。YouTubeによるPR効果をどう実感していますか?

【永田店長】かなり多くの方に観ていただいていることに驚いています。動画をきっかけに「ハードオフ」や「ジャンク」という存在を知っていただいたり、買い取りをお持ちいただいたり、当社のネット販売システム「オフモール」から商品をご注文いただいたり、サインを求められたりと効果はさまざまです。普通の店では起こり得ない効果ですが、今の時代なら十分あり得ることなのだなと感じています。

――「ツマミが効かないギター」や「さびたシンバル」などの一部壊れた楽器や、三味線などの和楽器、そしてゲーム機の効果音やバスケットボールなど楽器ではないものまで駆使されています。ジャンク品演奏で苦労されている点は?

【永田店長】そのときに売場にあるものを使うので、次回どんなものを使えるかがわからないところです。ジャンク品は人気ジャンルで、時々刻々と商品が変わっていくので、実は毎月ヒヤヒヤしています(笑)。それから、ものがあったとしても「使えるかどうか」という難しさも。自分の発想が毎回試されるので「シェフの気まぐれサラダ」のような仕上がりになります。

――馴染みのない人のなかには、「ジャンク品=壊れたもの」とマイナスな印象を抱く人もいると思います。ジャンク品の魅力を教えてください。

【永田店長】「価格」と「宝探し感」ですね。「ジャンク品=動かない」というわけではなく、ほとんどは「一部が壊れている」というもの。例えば、CDが聴きたいという場合、CDラジオは新品で4,000円くらいします。でもハードオフのジャンク品であれば、「ラジオ機能が故障しているがCDは聴ける」といった部分的に壊れているジャンク品が500~1.000円くらいで買えます。「必要な機能さえ使えればいい」という方はジャンク品でも十分事足ります。色々な面白い物があるので、インテリア目的やデッサン用などお客様の目的も様々です。

――YouTube活動でも、ジャンク品の魅力を伝えたいという想いがあるのでしょうか?

【永田店長】ジャンク品という名前をもっと知ってもらいたいです。また、言葉は聞いたことがあっても、壊れているものを売りに行くことに不安がある方がたくさんいらっしゃいます。「こんなのはさすがにダメでしょう?」といった質問も多く受け、知名度に関してまだまだ伸びしろがあると感じています。

■複数楽器を弾きこなし、圧倒的な歌唱力を披露…永田さんの正体 「2万円とギターを抱えて上京」

さまざまな楽器を弾きこなす上に、圧倒的な歌唱力で多くの視聴者を驚かせてきた永田さん。実は、音楽の道を目指し、「東京でビッグになりたい」という思いから10代の頃に専門学校を中退。全財産2万円とギターだけを持って夜行バスで上京してきた過去をもつ。住むところも決めていなかったため、教会でしばらく寝泊りをさせてもらい、その後、警備会社に勤めながら7年間ほど音楽活動を続けていたという。

――上京して警備会社に勤めながら音楽活動を続けられていたとのこと。そこからハードオフで働こうと思った理由は?

【永田店長】もともとは音楽で食べていこうと意気込んでいましたが、25歳に差しかかり特に芽も出なかったので、諦めて就職をしようと決めました。地元の福岡に戻り楽器に関わる仕事に就けたらいいなと思いながら、友人がハードオフで働いていたのでそこにアルバイトとして入社しました。ちなみに、そのアルバイトとして入ったお店が久留米国分店です。

――ハードオフに楽器を買いに来る方には、音楽の道を志す人もいますか?

【永田店長】たくさんいらっしゃいます。特に当店は楽器が多いので、そういう方とお話する機会もありますし、プロの方も来店されます。近年ではスマホが普及しているので、初心者の方でもある程度の知識や選ぶポイントを押さえている方が多くてこちらが驚きます。

――YouTubeを通して、今後はどのような活動をしていきたいですか?

【永田店長】ハードオフの知名度をどんどん上げていきます。それから、これは私が勝手に言っているだけですが、私がずっと好きなGLAYさんと必ず共演をしてみせます。

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