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千鳥・大悟&ノブのゆるぎない絆&漫才愛 「クセすご」ネタは即興から生まれた 

2年ぶりに単独ライブを行う千鳥(左から)大悟、ノブ (C)ORICON NewS inc.の画像

2年ぶりに単独ライブを行う千鳥(左から)大悟、ノブ (C)ORICON NewS inc.

 お笑いコンビ・千鳥が、20日に約2年ぶりとなる単独ライブ『千鳥が1時間新ネタだけをするLIVE』を行う。今や、テレビで見ない日はないほど人気者となった大悟とノブだが、センターマイクにかける思いは変わらない。今回のライブで披露するのは、すべて新作漫才だ。本番まで1週間となっても「ネタがまだできていない」と明かすが、その裏側には、結成20年で築き上げた確固たるスタンスとコンビの絆、漫才への愛があった。2人に話を聞いた。

【ソロ写真】対照的な千鳥! にらみつける大悟&にこやかガッツポーズのノブ

■テレビとは違う漫才師・千鳥 本番まで1週間もネタ「まさに作っている最中」

――千鳥の単独ライブはコロナ禍前の2019年11月以来です。
【ノブ】 2年ぶりですね。それまでは毎年、単独ライブツアーをやっていたんですが、コロナで難しくなって少し休ませていただいていました。今回は新作漫才だけで勝負したいと思っています。

【大悟】 新作は4本下ろす予定ですが、ネタは今まさに作っている最中(笑)。単独ライブをやるって言ってしまったものの、大変ですね、いざやるとなると。

――それほど多忙の合間を割いてネタあわせをされている。
【大悟】 いや、時間はなんとでもなりますから、テレビの収録後とかに「どういうのやろうか?」と相談して。ただ、僕もノブも頑張り屋じゃないんで、逃げよう逃げようと。きょう時点(インタビューは10日実施)で1本が形になって、あと3本ですが、余裕です(笑)。これまで通り、台本を書かずになんとなく頭にあるものをやってみて、固めていく。ノブのツッコミ「クセがすごい!」も初めは決まった言葉ではなかったんです。

【ノブ】 大悟が「じゃあちょっと変な寿司屋するわ」と始めて、僕がツッコミを入れていく。デビューのときからずっとこのやり方です。それこそ、『M-1』(『M-1グランプリ』)に出ていたころは週1本ペースで作っていて、コロナで初めてネタを作らない期間ができたんです。不安もありながら、いざ集まると「こんなんやった、こんなんやった」と。しかしながら、いろんなお笑いの仕事をさせていただいて、コンビでネタ作るのがやっぱり一番しんどいなと。

【大悟】 2人の間でおもしろくても、劇場でウケるかどうかはわからないですからね。作り方があっているのか、間違っているのか、でも、このやり方しか知らないんで。何がボケで何がツッコミかわからないものができてしまったりもするけれど、ああいうネタは僕が台本を書いてノブに渡して…のやり方では作れないですから。

――コロナ前から渦中にかけて大ブレイクされました。テレビタレントとしての千鳥と劇場の千鳥の違いは。
【大悟】 テレビも劇場もスタンスは一緒ですけど、漫才が一番スベれないというプレッシャーはあるかな。毎回、緊張するのは漫才だけじゃないですかね。直接ウケるウケないが2人に返ってくるんで、どのバラエティーをやるよりも鍛えられるし、逆にここでウケれば、どこ行ってもなんとかなるかなと思えますね。

【ノブ】 テレビで後輩のネタに「なんじゃこれ!」とか文句言ってツッコんでいる奴らが、いざネタをして、めちゃくちゃおもんないってなったら一番恥ずかしい(笑)。テレビってやっぱりスタッフさんの意向が入ってきて、その代弁者的な立ち位置だと思うんですけど、漫才に関してはもう2人の間で何もないですから、ネタ作りはしんどさもありながら、やっぱりすごく楽しいんです。

■大悟「人間は急におもしろく”なくなる”ことはない」 ノブ「おもんなかったら土下座」

――あらためて、千鳥の漫才とは。
【大悟】 僕らの漫才は、いわゆるカッコいい漫才ではないですよね。なんでやねん! どないやねん! の関西の漫才でもないし、東京のシュールな漫才でもない。僕とノブが遊んでいるわけじゃないけれど、そんなにネタあわせもしないし、本番で本当にノブの言い方を聞いて笑ったりとか、本来笑っちゃダメなんですけど、ほかの漫才師よりはお客さん側で自分たちも楽しんでいるスタンスですね。

【ノブ】 毎回、絶対に言わなくていいことを言いよるから(笑)。

【大悟】 今できているネタも、作家がついたちゃんとした漫才師からしたら6割ぐらいの出来でしょう。それを、なんとかなるかと舞台上でやってみる。人間は急におもしろくなくなることはないんで、大丈夫(笑)。

【ノブ】 受験勉強じゃないですけど、本当にギリギリまでやらないコンビなんで。僕らの漫才に関しては日数をかけて修正していってもおもしろみが増える気がしないんです。むしろ本番までまだ1週間もあるんだなと。

――気負わず、自然体であり続ける。
【大悟】 吉本興業に入る前にインディーズで活動していたときから、ノブとの関係も含めて何も変わらないですね。ライブ前に酒を抜く? そんなの考えたこともありません(笑)。

【ノブ】 ストイックに作り込んだりするコンビじゃないんでね。大悟がライブ前に酒抜いてきたら、本番中にずっと手が震えて逆によくない(笑)。ただ、今回は良いスーツを仕立てていただきました。

【大悟】 とんでもないですよね、準備期間が2年もあって残り1週間なのにネタができてないなんて。でも、それが事実ですし、それが千鳥ですから。

【ノブ】 おもんなかったらエンディングで土下座しますから(笑)。

■還暦を超えても変わらず舞台で「楽しいから漫才をやるんです」

――2000年にコンビを結成されて、20年が経過しました。
【ノブ】 いろんなターニングポイントがありましたが、一番のきっかけはやっぱり『M-1』ですね。だから、漫才はずっとやっていきたいんです。おじいさんになったとき、NGK(なんばグランド花月)で師匠とは呼ばれないまでも、漫才してゴルフして暮らすというのが夢なので。

【大悟】 テレビで「もういらん」と思われても、劇場で漫才していけるわけで、漫才をやっていて本当によかったなと思いますね。60歳を超えたぐらいに今の感覚があるかわからないけれど、今と変わらないネタをやっていたいですね。

【ノブ】 晩年のいとしこいし師匠(夢路いとし・喜味こいし)みたいに、ハンバーガーの具を乗せる順番だけを言い合って笑いにしていたい。しんどいから新ネタを作らなくなる気持ちもよくわかるけれど、僕らは結局、楽しいから漫才をやるんですよ。

――今回のライブはオンラインで配信され、地元・岡山や第二の故郷・大阪のファンも楽しめます。
【ノブ】 コロナ前は全国ツアーをやっていたのに、謎なことに岡山だけ行ってないんですよ。来年行けるようになったら、岡山、大阪、全国で漫才したいという思いは強いですね。

【大悟】 コロナになって1回も島の実家に帰れていないですからね。

【ノブ】 吉本興業のオンラインライブのチケット売上記録がかまいたちの1万7000ぐらいですか。記録はわかりませんが、ネゴシックスと1時間トークを配信をしたときの数は超えたいですね(笑)

【大悟】 どんなネタができるのか、僕らも楽しみです(笑)

■『千鳥が1時間新ネタだけをするLIVE』

出演者:千鳥
日時:2021年11月20日(土) 開演19:30/終演20:30
場所:ルミネtheよしもと (東京都新宿区)
当日チケット:完売
オンライン配信:「FANY Online Ticket」で有料配信(見逃し視聴あり)

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