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肌がきれいであることが前提の風潮に生きづらさ、ニキビに悩む娘に「顔洗った?」何気ない家族の言葉が心に突き刺さる

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「12年間、肌荒れと戦った話」ニキビの症状に悩む学生時代のサヤカさん(画像:@sawayakasayaya)

 「一日だけでいいから、きれいな肌で外を歩きたかった」。学生時代から12年もの間”肌荒れ”の症状に悩まされ、切実な思いを綴った実録漫画が反響を集めた。症状が出始めた13歳当時、親に相談をしてみても「ニキビは青春の証。大人になるにつれ治るものだから」と言われ、なかなか取り合ってくれなかったという。自身にとって深いコンプレックスになりうる思春期の肌荒れ。その症状を改善すべく対処してきた漫画の作者に話を聞いた。

【漫画】何度も母に泣きつき、ようやく皮膚科に行かせてもらい…”12年間ニキビと戦った話”

■友人同士の会話で「自分が貶されているように感じて苦しかった」

 投稿者のサヤカさん(@sawayakasayaya)が漫画で発信した「12年間、肌荒れと戦った話」には、「共感しかなかった」「肌の悩みは本当にデリケートでつらい」「私も現在進行形で悩んでいます」と様々な反響コメントが集まった。

 そのなかでも多かったのは、親に相談しても重要度の高い話題として取り合ってもらえなかったというもの。「大人になったら自然に治る」「ちゃんと顔を洗いなさい」などと言われた言葉が深く心に突き刺さり、コンプレックスを深めてしまうこともあるのではないか。

 サヤカさんは肌荒れに12年間悩み続けたという。「同じように悩む誰かの救いになれたら」と、過去の体験を漫画として発信した。肌荒れがコンプレックスになったのは、中学1年生の頃だった。

「あの頃は思春期ニキビで、珍しいものでもなかったとは思いますが、たまたま周りの友人がみんな肌荒れしにくく綺麗な肌だったので、比べて落ち込んで、どんどんコンプレックスになっていきました。

 友人に肌荒れのことを指摘されたことはなかったのですが、『〇〇って肌綺麗〜』とか『〇〇は肌が汚いから嫌』などと話題になることがあり…。間接的に自分が貶されているように感じて苦しかったです。どんな顔して聞いてればいいのか分からなかった。家族の理解もなく、『ちゃんと顔洗っているのか』などと平然と声をかけられたのは未だに許していません(笑)」

■「『私だけじゃないんだ』と思うだけで、かなり気持ちは楽になる」
 
 近年、美容医療が発達し、肌荒れの症状を改善する薬の処方もされるように。肌がきれいであることが前提として、美容の議論も進められることが多い。サヤカさんは「それが善とされるのは、ちょっと生きづらいなと思います」と話す。

「肌がきれいな事に越したことはないというのは分かるのですが、それが善とされるのはちょっと生きづらいなと思います。肌荒れ関係なく、人間は年と共に見た目も老いていくものですし、ありのままの自分でも美しい、という認識が広まればいいなと思います。どうしても身近な人達と比べてしまうものですが、もっと広く視野を持つと沢山の人が同じように悩んでいると気付けます」

 漫画を読んでもらうことで「自分だけじゃない」と気持ちをラクにしてほしいとサヤカさん。「私も、落ち込んでくじけそうになった時には、同じ悩みを持って肌ケアに奮闘する人たちのブログやYouTube動画を見たりして、自分を励ましていました。『私だけじゃないんだ』と思うだけで、かなり気持ちは楽になるかと思います。今回この漫画を描いたのも、自分がかつてSNSに励まされたように、誰かの励ましになったらという思いで、当時の苦しみを隠さず赤裸々に描きました。つらくなったら読み返してほしいです」

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