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【カムカムエヴリバディ】「ドキュメンタリーを撮っている感覚」 演出担当が語る上白石萌音のすごみ

初代ヒロイン・橘安子を演じている上白石萌音(C)NHKの画像

初代ヒロイン・橘安子を演じている上白石萌音(C)NHK

 女優の上白石萌音が初代ヒロインを務める連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(月~土 前8:00 総合/前 7:30  BSプレミアム・BS4K※土曜日は1週間の振り返り)。このほど、本作の制作統括・堀之内礼二郎氏と演出の安達もじり氏が、ORICON NEWSなどのインタビューに応じ、本作に込めた思いや、3人のヒロインで紡ぐ意図などを、語ってくれた。

【場面写真】稔と初めての喫茶店に行く安子

 本作は、連続テレビ小説『ちりとてちん』の藤本有紀氏が、ラジオ英語講座と、あんこと野球とジャズと時代劇を題材に書き下ろすオリジナルストーリー。“朝ドラ”史上初となる3人のヒロイン、安子(やすこ)・るい・ひなたが、母から娘へとバトンをつなぎ、戦前から戦後、そして令和までの物語を紡いでいく。安子役は上白石、るい役を深津絵里、ひなた役を川栄李奈が演じる。

 堀之内氏は、本作を手掛けるにあたり大切にしていることについて「手触り感や体感的な感覚を感じられること」をあげる。「100年を描く目的として、いま自分がここにいる意味や命の大切さを感じてほしいと思っています。物語は、ラジオ放送誕生の1925年から始まります。自分たちの祖父母も若いころがあったと、本気で想像することはあまりないと思うんです。100年前の世界って白黒ではないですし、みんなカラフルな世界で毎日を生き生きと過ごしていた。当たり前のことを知識ではなく感覚として感じてほしい」と自分がその時代を体感できるような見せ方を意識する。

 その上で「1939年くらいの、雰囲気、服の感触や人同士のふれあい、その温かさを積み重ねていくことで、それが現代につながっていると感じてもらえるように、手触り感を大事にしています」と改めて“手触り感”の大切さを語る。

 また、今回の“3人ヒロイン”については「ラジオ英語講座にまつわる100年の物語はひとりのヒロインでは描けない。世代を渡り、ファミリーストーリーとして描くの形が自然と浮かび上がっていきました。目新しさを狙ったわけではないんです」と、物語の流れから自然な運びで3人のヒロインで描くことが決まっていった。

 その中でも、唯一キャスティングがで決まったのが、2代目のるいを演じる深津だ。堀之内氏は「2代目のヒロインは、3代目のヒロインと親子として一緒に暮らす時間が長いので、若い時代とお母さんの時代を両方魅力的に演じてもらえる方が必要でした。深津さんは誰もが認める女優さんで、すてきな物語になるという確信があり、深津さんにお願いしたところ、受けていただきました」とキャスティングの理由を明かす。

 そして、初代ヒロインを演じる上白石について、安達氏は「お芝居の域を超えて安子として生きてくださいました。後から振り返れば振り返るほど、そう感じています。こちらがセットなり、ロケ地なり、世界観を作り込むので『そこでのびのびと生きてくれたら』というお話をさせていただきましたが、それをそのまま体現してくださるんです。どのシーンでもそれを強く感じるので、(安子の)ドキュメンタリーを撮っているような感覚でした」と上白石の役への入り込みを絶賛する。

 第2週(8日~12日)では、安子と大阪の商科大学に通う稔(松村北斗)との関係の進展。ダンサーを目指していた安子の兄・算太(濱田岳)が岡山に戻ってくるものの大きなトラブルを起こす。稔の弟・勇(村上虹郎)は、秘めていた安子への思いを稔に打ち明ける…など、一人ひとりの物語が動き出していく。

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